

この記事ではKuCoin(クーコイン)について書いてあります。
- そもそもKuCoin(クーコイン)ってなに?
- これだけは知っておきたい主な特徴
- KuCoin(クーコイン)の始め方や使い方
初心者の方にもわかりやすいように説明しますね。
最後まで読んでみて、理解が深まったら是非一度試してみましょう。
目次
KuCoin(クーコイン)とは?基本情報や概要を解説
取引所名 |
KuCoin(クーコイン) |
企業名 |
Kucoin Co.,Limited |
本社所在地 | FLAT/RM A 20/F KIU FU COMM BLDG 300 LOCKHART RD WAN CHAI HONG KONG |
設立 | 2017年11月9日 |
代表者 | Michael Gan |
CoinMarketCapランキング | 5位 |
取引高(24時間)※2022/05/20時点 | ¥238,887,231,834 |
取扱通貨数 | 600種類以上 |
対応デバイス |
PC:対応可能 スマートフォン:対応可能 |
公式ホームページ | https://www.kucoin.com/ja |
KuCoinとは、香港にある仮想通貨取引所です。創業者Michael Gan氏は、中国大手企業「アリババ」のグループ会社出身のエンジニアの経験があるとのこと。
2017年の設立という新しい取引所ですが、アジア圏では世界最大の海外取引所「BAINANCE(バイナンス)」に次いで人気があります。
その背景には、600種類以上の仮想通貨を取り扱うことでの利便性やNEO (ネオ)プラットフォームというあたらしい技術を使用していることなどが取り上げられます。
さらに日本語にも対応しているので他の仮想通貨取引所よりも使いやすい点も魅力の一つと言えるでしょう。
KuCoin(クーコイン)の知っておきたい特徴3選
ここでは、「これだけは知っておきたい」という3つの特徴をピックアップして紹介します。

理解しておいて損はない情報なので、是非抑えておきましょう!
- 特徴1:「KCS」という独自通貨を発行している
- 特徴2:セキュリティが強力
- 特徴3:世界ランキング最高峰の取引所
特徴1:「KCS」という独自通貨を発行している
KuCoinでは「KCS」という独自の通貨(トークン)を発行しています。
KCSの保有量に応じたメリットは以下のとおりです。
- トレード手数料利益の50%を運営から分配される
- 取引手数料が1000KCSごとに1%割引される(最大30000KCSで30%)
手数料に関しては既に安いのですが、最大0.07%という手数料で取引が行えるようになります。
特徴2:セキュリティが強力
実はKucoinは2020年9月に国際的なハッカー集団から約300億円規模のハッキング被害を受けたことがあります。
しかし、運営側の迅速な対応によりユーザー被害の全額を保証や大幅なセキュリティ改善により信頼できる取引所として認知が広がることになりました。
2段階認証やコールドウォレットの利用など、ユーザー側でのセキュリティ管理など自分達での対策も必要になった分、ハッキング被害を受ける前に比べKucoinのセキュリティの安全性は高まったと言えます。
特徴3:世界ランキング最高峰の取引所
2022年5月22日現在、Kucoinは仮想通貨の現物取引高ランキングで第5位にランクインしています。(※Coinmaketcap 現物取引ランキング)
安定的にトップ10入りしており、KCSの価値も上昇中でバイナンスのBNBのように成長する可能性を秘めているトークンです。
KuCoin(クーコイン)の5つのメリット
利用におけるメリットを紹介します。
- メリット1:日本語に対応している
- メリット2:コインの取扱数が多い
- メリット3:取引にかかる手数料が安い
- メリット4:500万人を超えるユーザー数
- メリット5:UX/UIに優れたサイト設計で使いやすい
メリット1:日本語に対応している
日本語対応している取引所が少ない中、Kucoinは万全の日本語対応です。
日本語対応を謳っている仮想通貨関係のサービスも増えましたが、翻訳がいまいちで理解がしづらい中、ホームページを見るとしっかりした日本語で記載がされています。
メリット2:コインの取扱数が多い
この取引所の大きなメリットと言えるのが取り扱い通貨の多さです。
その種類は600種類を超えており、ここでしか取り扱いのない草コインも多く存在します。
これほど多く扱っているのはGate.ioで、バイナンス上場前にここで草コインを買い大きな利益を出したトレーダーが続出したという話もあります。
今後大きく伸びると言われているメタバース銘柄にもアンテナを張っておくと良いかもしれませんね。
メリット3:取引にかかる手数料が安い
Kucoinは購入額の0.1%が取引手数料になっています。
他の取引所では2~3%などでかなり安いです。
前述の通りですが、KCSを保有することで最大30%までの手数料割引も発生します。
メリット4:1800万人を超えるユーザー数
Kucoinのユーザーは2022年5月時点では1800万人を超えるほど世界中にいます。
アメリカやヨーロッパ、アジアなど世界中にバラけていることが特徴です。
メリット5:UX/UIに優れたサイト設計で使いやすい
Kucoinはシンプルなサイト設計で直感的に使えるということでも評判です。
また、ユーザーに合わせてカスタマイズも可能なので初心者も上級者も安心して利用できます。
KuCoin(クーコイン)の3つのデメリット
KuCoinの利用におけるデメリットを3つ紹介します。
- デメリット1:日本円は使えない
- デメリット2:規制など信頼性に不安がある
- デメリット3:草コインなどのリスクが高い
デメリット1:日本円は使えない
取引所での表記は日本語対応していますが、日本円が利用できるというわけではありません。
つまり、利用するためには一度国内取引所で日本円を使って仮想通貨を購入してKuCoinに送金するといった経由が必要です。
とはいえ、現在の海外取引所の多くは日本円での対応は行われていないので予め慣れておくことで他の海外取引所を使いたい時にも抵抗なく行えます。
デメリット2:規制など信頼性に不安がある
取引所全体を見た時には世界水準的にも高レベルだと言えるKuCoinですが、いざ利用するとなると規制や万が一流出があった場合の補償制度など個人レベルで気をつけるべきことはあります。
セキュリティ面でも強化を図っている取引所ですが、どの取引所においても長期的に置いておくのは安全面的にも良くないとされています。
大きな金額はリスクヘッジを兼ねて分散させて運用するか、保管の場合は自身のコールドウォレットで保管することをおすすめします。
デメリット3:草コインなどのリスクが高い
国内取引所に上場している通貨は、海外取引所に比べると厳しい審査を通った信頼性の高い通貨がほとんどです。
一方KuCoinをはじめとする海外取引所は国内に比べると審査の規制は緩いと言われています。
新しい通貨を扱えているということは一見メリットにも感じますが、プロジェクトの進捗具合でほとんど価値のなくなトークンであるということを自覚することが大切です。
KuCoin(クーコイン)口座登録方法!簡単3ステップの流れ
KuCoinの登録手順は以下の3つの手順で行えます。
- 公式ページから「Sign up」をクリックする
- メールアドレスとパスワードを登録
- 登録したアドレスにメールが届くので添付リンクを開く
細かく説明していきますね。
①公式ページから「Sign up」をクリックする
まずは公式サイトを開きます。
次に、画像の右上の「登録」をクリック。
②メールアドレスとパスワードを登録
登録ボタンをクリックしたら、上の画像のようにメールアドレスとパスワードの入力を求められますので、こちらを入力して「今すぐ登録」をクリックすると登録できます。
なお、招待コードの箇所に「rPLG2XV」と入力すると、この記事から登録したことがわかります。

メールアドレスが管理しやすいのでおすすめです。登録に使ったメールアドレスとパスワードは忘れないようメモに残しておきましょう。
③登録したアドレスにメールが届くので添付リンクを開く
登録ボタンを選択すると設定したメールアドレスに認証コードが送られてきます。認証コードと先ほど決めた自身のパスワードを入力します。
最後に「今すぐ登録」を選択すると登録完了です。
KuCoin(クーコイン)のセキュリティ設定について説明します
KuCoin(クーコイン)では個人で行わなければならない3つのセキュリティの設定があります。
順を追って説明していきます。
- Google認証の設定を行う
- 取引パスワードの設定を行う
- アンチフィッシングの設定を行う
Google認証の設定を行う
Google認証の設定を行うことでできることは以下の時に2段階認証を求めれれるようになります。
- ログイン
- 出金
- 取引時

正直手間がかかることではありますが、これを行うことで大切な資産を守れるので行いましょう。
認証コードを赤枠の箇所に入力して「次に進む」を選択しましょう。
以上で今後取引所の利用の際には2段階認証が有効行えるようになります。
取引パスワードの設定を行う
安全に取引を行うために取引パスワードも設定しておきましょう。
先ほど設定した内容です。
「Google Authenticator」のアプリを開いて、「KuCoin」の認証コードを更新される前に入力し「次へ進む」ボタンを選択します。
「確認」ボタンを選択すると取引パスワードの設定が完了します。
アンチフィッシングの設定を行う
偽のメールと本物のメールを区別するための「アンチフィッシングの設定」をしておきましょう。
それぞれ「設定」ボタンをクリックし設定していきましょう。
「設定」ボタンを選択→任意のコードを入力→送信
全てのアンチフィッシングの設定は上の流れで行うことができます。
セキュリティ向上のために全ての設定を行いましょう。
KuCoin(クーコイン)の使い方や取引方法
前述の通りですが、Kucoinでは日本円での取り扱いがないため、国内取引所経由で仮想通貨を送金する必要があります。
国内取引所の用意から行いましょう。
初心者でも使いやすいと言われるコインチェックがおすすめです。
国内取引所の準備ができた前提で以下の使用方法を説明していきます。
- 入金について
- 取引について
- 出金について
入金方法について
KuCoinへの入金方法について説明します。
ログイン画面のヘッダー部「資産(赤枠の箇所)」を選択します。

すると、以下の画面に遷移します。
このページでは、入金する暗号資産(仮想通貨)のを選択します。(今回は赤枠で囲った通貨:ビットコインの入金ボタンを選択します)

ビットコイン用の入金アドレスとQRコードが表示されます。
アドレスをコピーし、国内取引所やウォレットからそのアドレス宛に入金を行いましょう。

取引方法について
取引について説明します。
KuCoinでは以下の仮想通貨を使うことで草コインを購入できます。
- BTC
- ETH
- NEO
- USDT
- KCS
- BCH
なかでも、「NEO」を使って取引ができるのは珍しく、NEO関連のICO銘柄(草コイン)は一番早く上場すると考えられます。
取引方法を説明していきます。
ログインホーム画面のヘッダー部「マーケット」を選択します。
下画像の青枠で囲った通貨は、先ほど説明した取引に使える通貨のタブです。これらの中から、取引したい通貨ペア選択しましょう。また、赤枠はオプションでペアをお気に入りに表示することができ、次回以降の取引がスムーズに行えるようになります。

ペアを選択したら以下のチャートページに切り替わります。チャートや板、履歴を確認し、希望の金額があれば右下の売買の部分で取引を行います。

出金方法について
出金について説明します。流れは以下の通りです。
1.ログイン画面トップページから「資産」選択
2.出金したい通貨の「出金」を選択(下画像はBTCの出金)

送金先情報を入力する画面に遷移します。
- 送金先のアドレス(ウォレット)
- 出金したい金額
- 「Google Authenticator」の6桁のパスワード
上記の3つの情報を入力すると出金できます。
なお、ウォレットに出金する場合が多いと思います。
仮想通貨のウォレットでは「メタマスク」がおすすめです。

KuCoin(クーコイン)の評判や口コミは?
SNSで見られた「KuCoin(クーコイン)の評判や口コミ」について、いくつかご紹介します。
Kucoinの良さは #USDT の年利パフォーマンスが非常に良い点ですね。
— かにたま@仮想通貨で海外移住FIRE (@kanitama7777777) April 10, 2021
公式にも記載されているように年利換算で12~300%と非常に高い点です。
これは短期貸出7日、14日、28日でトレーダー等に非常に需要があります。
現在でもUSDTの貸し出しは最低でも年利46%に跳ね上がっています pic.twitter.com/xLwO6IvFFu
kucoin始めて覗いてみたけどかなり良さそう。登録してみようかな。
— .mily (@grkzmil) January 1, 2018
kucoin 使いやすいね!!
— フルレバゲリラ兵ランボー (@kasoutuukaNooB) January 6, 2018
日本人受け良さそう!!
今回の記事のまとめ
今回はKuCoin(クーコイン)について基本情報から特徴・購入方法まで紹介しました。
■まとめると以下の通り
- 仮想通貨取引所のなかでもトップクラスに人気
- 独自のトークンを発行しており、特典が魅力的
- 手数料が安い
- 日本人にも使いやすい
個人的にはやはり日本語対応になっているところが良いと思いました。
今後もGameFi研究所ではKuCoin(クーコイン)について追いかけて最新の情報を紹介していきます!