この記事ではBinance(バイナンス)の使い方についてまとめてあります。特に国内取引所からどうやって送金すればいいかに焦点を当てて説明します。
- Binance(バイナンス)の基本情報
- 入金における3つのパターン
- 国内取引所からBinance(バイナンス)に入金する手順説明
初心者の方にもわかりやすいように説明しますね。
最後まで読んでみて、理解が深まったら是非一度試してみましょう。
目次
Binance(バイナンス)の基本情報
出典:Binance|Blog
取引所名 | Binance(バイナンス) |
取引通貨数 | 300種類以上 |
レバレッジ取引 | 可:MAX125倍 |
取引所手数料 | 0.1% |
入金手数料 | 無料 |
出勤手数料 | 0ドル〜 |
公式ホームページ | https://www.binance.com/ja |
引用:Binance
Binance(バイナンス)は取引数取引所取引高ランキングでNo.1の海外の暗号資産取引所です。
3兆円を超える1日の取引量をはじめ、ユーザー数や取り扱い通貨数、取引種類など全ての面で世界最大級のサービスを誇ります。
さらに公式ホームページでは日本語対応がされているため暗号資産(仮想通貨)初心者でもとても使いやすいと評判です。
2017年に香港で設立された比較的新しい取引所ですが、独自トークンである「バイナンスコイン(BNB)」を発行しており所有者は手数料割引などの特典があります。
バイナンスコイン(BNB)の特徴
暗号資産名 | Binance Coin/バイナンスコイン |
通貨単位 | BNB |
発行数上限 | 2億枚 |
公開・取引年 | 2017年 |
時価総額 | ¥5,028,505,243,611.47 |
市場ランキング | 第5位 |
引用:CoinMarketCap ※2022年5月12日現在
独自トークン「バイナンスコイン(BNB)」の特徴を説明します。
このコインは、バイナンスの利用を前提とした暗号資産です。発行上限が2億枚とされており、すでに上限に達していますがコインを「バーン(焼却)」することで価値を保っています。
Binance(バイナンス)口座作成の3つのポイントを説明します
出典:Binance|Blog
口座開設は日本人でも分かりやすいのですが、ここでは重要になる3つのポイントを説明します。
- Point1:必要なものを準備する
- Point2:セキュリティ認証を行う
- Point3:本人確認(KYC)は必要
Point1:必要なものを準備する
- 登録用のメールアドレス
- 本人確認書類
- スマートフォンなどの端末
まず、口座開設のために上の3つが必要です。
メールアドレスはGmail、本人確認書類は免許証で大丈夫です。
必要なものの準備が済んだら口座開設を行いましょう。
以下の手順で行います。
- 公式サイトを開いて「登録」をクリック
- メールアドレスとパスワードを入力してクリック
- メールアドレス宛に届いた認証コードを画面に入力
- 承認メールが届くので、記載されているアドレスにアクセスし完了
Googleアカウントがあると紐づけて登録できるのでおすすめですよ。
Point2:セキュリティ認証設定を行う
口座開設が済んだらセキュリティ強化のために2段階の認証設定を行いましょう。
- スマホ認証
- Google認証
Point3:本人確認(KYC)は必要
バイナンスを存分に使うためには本人確認(KYC)が必要です。
仮想通貨取引における本人確認(KYC)についてはこちらの記事をご覧ください。
逆にアカウントがなくても登録自体は行えますが、機能に制限がつくので早めに本人確認(KYC)を行いましょう。
- パスポート
- 運転免許証
- 顔写真付きのIDカード
以上のうちどれかで大丈夫です。
本人確認のデータをスマートフォンで撮影後、本人確認用の基本情報(氏名や生年月日など)を記入した後に合わせて送信します。
Binance(バイナンス)へ入金方法3パターン紹介します
出典:Binance|Blog
バイナンスの3種類ある入金方法について説明します。
結論からお伝えすると、日本から入金する方法は以下の2種類になります
- 暗号資産国内取引所を使う
- クレジットカードを使う
それぞれ説明していきますね。
- ①国内取引所から仮想通貨を送金
- ②クレジットカードを使って送金
- ③銀行振込で振込
①国内取引所から仮想通貨を送金
バイナンスに入金する場合、一般的なのが国内仮想通貨取引所から送金してもらう方法です。
送金の手間や僅かな出勤手数料がかかる場合がありますが、仮想通貨を入金することでその他の取り扱い通貨を全て購入することができるので一番おすすめです。
国内取引所から仮想通貨を送金する場合の特徴を表にしました。
送金可能通貨 |
など |
最低入金額 | 無制限 |
入金限度額 | 無制限 |
入金手数料 | 無料 |
反映時間 | 数分~即日反映 |
入金手数料がかからずに全ての取り扱い通貨を買うことができるのはメリットですね。
さらに入金の反映がすぐに済むのもユーザーにとってありがたいです。
②クレジットカードを使って送金
日本にいてもクレジットカードでの入金が可能です。
仮想通貨を触らずに現金も用意する必要がないのは手軽な反面、購入できる通貨やカード会社に制限があったり、クレジットカードの不具合時には対応しなければなりません。
また、仮想通貨よりも反映が遅いという点も気をつけなければいけません。
クレジットカード対応国数 | 日本を含む180カ国で利用可能 |
最低入金額 | 1,700円 |
入金限度額 | 530,000 |
入金手数料 | 3.5% |
反映時間 | 即日反映 |
現在対応しているクレカブランドは「VISA」と「Mastercard」だけです。
③銀行振込で振込
バイナンスに銀行振込で入金する方法もあります。しかし、日本円は対応していません。
どうしても銀行振込を希望の場合は、ドルなどの海外の法定通貨に両替した後で海外送金する手順が必要です。
また、USD(米ドル)で送金すると自動でBUSDに両替してくれます。ただし送金手数料が高いというデメリットがあります。
日本に住んでいる場合はあまり利用することがない送金方法です。
注意:日本円での入金は非対応
先述の通りですが、バイナンスは日本語対応していますが日本円の対応はしていません。
そのため仮想通貨を購入して送金するか、クレジットカードで送金するかですが、初心者の方であれば仮想通貨での取引に慣れるという理由もあり国内取引所を経由しての方法をおすすめします。
Binance(バイナンス)への入金の流れを説明します
出典:Binance|Blog
国内取引所を使って仮想通貨を送金する方法を説明していきます。
手順に沿って送金を行いましょう。
また、今回は国内取引所をアプリダウンロード数No.1の「Coincheck(コインチェック)」を例に説明します。
- 手順1:コインチェックの口座を準備する
- 手順2:コインチェックでイーサリアム(ETH)を購入する
- 手順3:Binance(バイナンス)で「フィアットと現物」から入金を選択する
- 手順4:表示された入金コードを取得する
- 手順5:コインチェックの送金から入金コードへ送金する
手順1:コインチェックの口座を準備する
以下の流れでコインチェックの口座開設を行い、イーサリアムを購入しましょう。
まずはコインチェックの公式サイトを開いて「会員登録」をクリックしてください。
メールアドレスとパスワードを入れて「会員登録」をクリックします。
本人確認は、運転免許証や健康保険証など本人確認書類の画像をアップロードすれば、およそ1日以内で完了します。
おすすめはアプリをダウンロードして「かんたん本人確認」で本人確認をする方法です。
アプリで撮影して提出するだけなので、簡単に審査が完了します。
審査が完了すると登録したメールアドレス宛にメールが届く流れになっています。
メールが届いたのを確認したら、コインチェックのサービスが利用可能になります。
手順2:コインチェックでイーサリアム(ETH)を購入する
口座を開設し、日本円をコインチェックに入金するところまで完了したら次にイーサリアムを購入しましょう。
コインチェック公式サイトの左側に「販売所(購入)」という箇所があるので、クリックしてください。
上から「交換する通貨」で「EHT」を選びます。
購入する数量を入力し、問題がなければ「購入ボタン」をクリックして決済します。
これでイーサリアムの購入が完了です。
手順3:Binance(バイナンス)で「フィアットと現物」から入金を選択する
コインチェックに仮想通貨の準備ができたら、Binance(バイナンス)にログインをしましょう。
ウォレット欄から「フィアットと現物」を選択し、続けて画面上部にある「入金」ボタンを選択しましょう。
手順4:表示された入金コードを取得する
入金ボタンを押すと入金アドレスが現れます。そのアドレスをコピーして入金コードを取得します。
あとで確認できるように、タブは閉じない方が良いですよ。
手順5:コインチェックの送金から入金コードへ送金する
コインチェックにログインをして「暗号資産の送金」を選択します。
- 宛先:手順4で手に入れた入金アドレス
- 金額:送金する金額
上記の入力後に「送金する」を選択します。
Binanceのアドレスを入力する時には、アドレス入力を1桁でも間違えると自分のアドレスに送金できず、消えてしまいます。
アドレス入力を一文字でも間違えると自分のアドレスに送金されることなく消滅してしまいます。
そのため、入力はならずコピー&ペーストで行うようにしましょう。
この手順に沿うことで国内取引所から送金を行うことができます。
BNB(バイナンスコイン)の将来性を予想します!
バイナンスを利用していく上でBNB(バイナンスコイン)の存在はとても重要です。
そこで、BNBはこれからどのように動くのか、以下の3つの観点からバイナンスの展望を考察します。
- 2022年のロードマップ発表
- BSC(バイナンススマートチェーン)上のDeFiへの資金流入
- 2025年までの価格について
2022年のロードマップ発表
2021年1月26日、バイナンスは公式ブログ上にて、BSC(バイナンススマートチェーン)の2022年の展望を記したロードマップを公開しました。
英語記事で読みづらいのでまとめると、以下のようなことを述べています。
- BSC2021(現行のBSCのバージョン名)のを2022年中に拡大させる
- BNBエコシステムをクロスチェーンやマルチチェーンに拡大・対応させるべく実装
- コミュニティの強化とタレントの育成
すなわち、今年は提携よりもBSCサービスのアップグレードや運営そのものの基盤強化に努めるという動きをするということです。
ロードマップの計画通りに実現していくことができれば、BSCを利用したサービスが登場する可能性も高まり、結果としてバイナンス・BNBの利用者も増えます。
利用者が多いということはコインの価値も上がるということなので多くのユーザーが注目しています。
BSC(バイナンススマートチェーン)上のDeFiへの資金流入
DeFi Liama(DeFi関連のデータを網羅した海外のサイト)によると、現在約103億ドル(約1兆3000億円)もの金額がBSC上に存在するとのことです。(イーサリアムが約806.7億ドル(約10.2兆円)なのでおよそ10分の1の規模)
つまり、BSCはとてつもない早さで成長をしているということです。
バイナンスの将来性はこれから開発されるDeFiサービスの数やユーザー数の増加に直接関わってきます。
なぜなら、BSC上のdAppsは約80%がDeFiだからです。
今後も画期的でユーザーを驚かせるような魅力のある取引所であることで、これからのバイナンスやBNBの価値を決めていくと言われています。
2025年までの価格予想
2025年まで今後3年間の価格予想を見て考察しようと思います。
材料とするメディアは以下の2つのサイト。
Price Prediction:仮想通貨とDefiの予測を専門に扱うメディア
Walletinvester:仮想通貨や株式のテクニカル分析に特化した情報を配信
上の2つの海外サイトにを見ると、BNBは2022年〜2025年までどちらとも期待ができる通貨だと言っています。
2022年末には1.2倍以上。さらに2025年末には最低でも3.3倍の成長が見込めるそうです。
仮想通貨は価格変動が非常に激しいとされています。
物によっては数時間で価格が大きく変動することがあるので、いつでも確認できるようにしておきたいですね。
Binance(バイナンス)に送金する際のよくある質問
出典:Binance|Blog
送金を行う際によくある質問をいくつかピックアップしたので紹介します。
質問①:送金してバイナンスの残高にはどれくらいで反映される?
反映の時間や仮想通貨のやブロックチェーンの使用状況によって変わります。
人気のある通貨を送金する場合、使用されることが多い時間帯だと混雑して承認が遅れるためその分反映もおそくなります。また、クレジットカードの場合は仮想通貨より時間がかかるとされています。
その中でもETH(イーサリアム)やXRP(リップル)は承認が早いと評判で数分で反映されます。
入金はバイナンスにログインしてウォレットアイコンから概要→取引履歴を表示で確認できます。
質問②:入金ミスをしてしまった
入金ミスはバイナンスサポートセンターに返金申請をしましょう。
ただし、アドレスを間違えた場合は返金申請をしても返ってこない確率が殆どなので入金アドレスだけは間違えて入力しないように注意しましょう。
質問②:バイナンスで安い入金方法はどれ?
おすすめの入金方法は「仮想通貨を使った送金」での入金です。
バイナンスへの入金で唯一入金手数料がかからないので、僅かな手数料のみで送金することが可能です。
今回の記事のまとめ
いかがでしたか?
今回はバイナンスの使い方について〜国内取引所から送金する方法について基本情報から特徴・購入方法まで紹介しました。
■まとめると以下の通り
- バイナンスの基本情報
- 口座開設にあたってのポイント
- 入金方法の種類について
- コインチェックからバイナンスに送金するところ
仮想通貨取引を行なっていく上で必ずと言っていいほど利用することになると思うので是非サービスの利用を覚えたいですね!
また、どこの海外取引所は操作方法が共通の部分も多いので、まずはしっかりした日本語対応がされているバイナンスで慣れるという手もあります。
今後もGameFi研究所ではバイナンスについて追いかけて最新の情報を紹介していきます!