- ナイキ傘下のNFTスニーカーブランドRTFKTってなに?
- RTFKTのNFTスニーカーにはどんな特徴があるの?
- ナイキとRTFKTコラボのNFTスニーカーはどうやって買うの?
上記のようなお悩みを抱えているかた向けに、この記事では「ナイキ傘下のNFTスニーカーブランドであるRTFKT(アーティファクト)の特徴や買い方」を分かりやすく解説していきます。
目次
ナイキのNFTスニーカーブランド「RTFKT(アーティファクト)」とは?
引用:https://rtfkt.com/
ナイキのNFTスニーカーブランドであるRTFKT(アーティファクト)は2020年に3名のクリエイターが集まって設立されました。
RTFKTはコレクションと転売が多いスニーカーにNFTとの共通点を見出し、独自のNFTスニーカーを発表。
オークションで発売したところ瞬く間に完売し、合計6億円以上の値段が付き一躍注目をあつめました。
これが大手スポーツブランドであるナイキの目にとまり買収されることで、今はナイキの傘下企業になっています。
RTFKTはホームページ上で自分たちのことを以下のように表現しています。
私たちはクリエイター主導の組織です。RTFKTは、最新のゲームエンジン、NFT、ブロックチェーン認証、拡張現実を製造の専門知識と組み合わせて、他に類を見ないスニーカーとデジタルアーティファクトを作成します。
RTFKT(アーティファクト)の特徴
RTFKT(アーティファクト)には以下のような特徴があります。
- 2020年に誕生したデジタフアパレル企業
- 2021年3月のオークションでは3億円以上で落札
- ナイキが2021年に買収
- メタバースに利用できるデジタルファッションを多数制作
- 有名デザイナー村上隆とのコラボが人気に
2020年に誕生したデジタルフアパレル企業
RTFKTは2020年に誕生したデジタルアパレル企業です。
デジタル上のスニーカーやアパレルの販売に可能性を感じ、3人のメンバーでRTFKTというブランドを立ち上げました。
RFTKYはほかにはない優れたデザイン性・ファッション性から「Supremeのデジタル版」とも呼ばれており、高値で取引がされています。
2021年3月のオークションでは3億円以上で落札
2021年3月に行われたオークションで、RTFKTはスニーカーNFTを600足限定で出品しました。
オークションが開始するとわずか7分後にはで完売し、合計3億円以上の価格で落札されました。
これによりRTFKTというブランドは、スニーカーのコレクター以外からも認知され始めます。
NFTはコレクションや転売といった側面があるため、同じ特長をもったスニーカーはNFTと相性がよかったといえます。
オークションで出品されたスニーカーは今も転売という形で高値で取引されています。
ナイキが2021年に買収
2021年12月に大手スポーツブランドのナイキ(NIKE)がRTFKTを買収したことで一躍話題となりました。
ナイキは以前よりメタバース(仮想空間)に注目しており、買収前の2021年11月には独自のメタバースエリア「NIKELAND(ナイキランド)」を発表していました。
ナイキはユーザーがメタバース上で使えるデジタルファッションをてがけており、多岐にわたる自社のデジタル商品の商標登録もおこなっていました。
ナイキの買収によりRTFKTの認知度は一気に上がり価格が急上昇、いまや人気のNFTブランドにまで成長しました。
メタバースで使用できるデジタルアパレル作品を多数制作
RTFKTはスニーカー以外にもアパレルやグッズといったデジタルアパレル作品を多数制作しています。
これらのアイテムはコレクションとしてだけでなく、メタバースやゲーム上で自身の分身であるアバターに着用させることが可能です。
またRTFKTのアイテムは「Snap chat」というアプリを使用することで、現実に着用しているように見せることができます。
snap chatで撮った写真をSNSで載せることもできるため、RTFKTはデジタルだけでなく現実でも楽しめるデジタルアパレルブランドといえます。
有名デザイナー村上隆とのコラボが人気に
世界的に有名なデザイナーである村上隆氏ともRTFKTはコラボしています。
NFTはブロックチェーン技術によって唯一無二の価値をもたせることが可能なため、アートの分野でいち早く注目をあつめてきました。
村上隆氏もNFTに注目していたひとりで、自身の会社である「Kaikai Kiki」とRTFKTがコラボする形で「CLONE X(クローンエックス)」を2021年10月にリリースしました。
CLONE X(クローンエックス)とはRTFKTとデザイナー村上隆氏のコラボレーションNFTです。
NFTデザインは村上氏が中心となって手がけており、20,000体の3DアバターNFTコレクションとなっています。
CLONE XにはRTFKTのアイテムを中心としたNFTが装着可能で、メタバース上で活動できます。
イーサリアムブロックチェーンを使用し、先行販売では0.5ETH通常販売では2ETHでスタートしました。
RTFKT(アーティファクト)の買い方・購入方法
引用:https://opensea.io/collection/rtfkt-nike-cryptokicks
RTFKTのNFTスニーカーの買い方は以下の手順で購入できます。
- 国内取引所で口座開設
- 仮想通貨を購入する
- コインチェックからETHをMETAMASKへ移動させる
- OPEN SEAでNFTスニーカーを購入する
1. 国内取引所で口座開設
RTFKTでNFTを購入するには事前に仮想通貨ETH(イーサリアム)が必要です。
イーサリアムを入手するには国内取引所で口座開設をします。
口座開設をする国内取引所えらびには、以下の点からコインチェックがおすすめです。
- アプリの使い勝手がよく、ダウンロード数は3年連続1位の実績
- 最短10秒で500円から仮想通貨が購入できる
- 2段階認証とコールドウォレットでセキュリティと安全性が高い
コインチェックでの口座開設の手順は以下のとおりです。
- 会員登録ページにログインし、アドレスとパスワードを入力する。
- メール認証後アプリをダウンロードして、アドレスとパスワードを入力してログイン。
- 各種重要事項を確認して「本人確認書類を提出する」をクリック。
- 電話番号や基本情報を入力し、本人確認をおこなう。
- 翌日完了メールが届けば口座開設完了。
口座開設を終えたら日本円を口座に入金します。
コインチェックでは銀行からの入金は振込手数料以外、無料となります。
2. 仮想通貨を購入する
コインチェックで口座開設を終えたら、仮想通貨ETHを購入します。
コインチェックで販売所を使用したETHの購入手順は以下のとおりです。
- コインチェックアプリを開き、販売所画面から「ETH イーサリアム」を選択する。
- ETH画面で右下にある「購入」ボタンを押す。
- 購入したい金額を入力し「日本円でETHを購入」を選択する。
3. コインチェックからETHをMETAMASKへ移動させる
コインチェックでETHを購入したら、 MetaMaskへ移動させます。
NFTを購入するには仮想通貨が必要ですが、仮想通貨はハッキングリスクもあるためメタマスクのようなウェブウォレットで保管・管理する必要があります。
メタマスクとはイーサリアム系の仮想通貨を補完できるウェブウォレットです。
メタマスクはイーサリアムのブロックチェーンと連動したサービス上の決済や、ブロックチェーンゲームと連携ができるとして注目をあつめています。
メタマスクをインストールしたらコインチェックの口座からETHを送金します。
メタマスク入手から送金までの流れは以下のとおりです。
- メタマスクをAPP StoreもしくはAndoroidのアプリストアからインストールする。
- メタマスクのアカウントを作成する。
- メタマスクのアカウントの右上にある「…」から「Copy Address to Clipboard」を選択。
- 入手したアドレスをもとにETHをコインチェックからメタマスクに移動させる。
メタマスクへETHの送金が完了したら、いよいよNFTを購入します。
4. OPEN SEAでNFTスニーカーを購入する
RTFKTのNFTスニーカーはOPEN SEA(オープンシー)から購入ができます。
OPEN SEAでNFTスニーカーを購入するまでの流れは以下のとおりです。
- OPEN SEAにアクセスして右上の「setting」から「メタマスク」を選択する。
- 画面が切り替わったら、「接続」「署名」をクリックする。
- 検索画面から「RTFKT」と入力しNFTを購入する。
NFTスニーカーはRTFKTが提供するNFTアパレルの中でもとくに人気のため、完売しているものも数多くあります。
そのようなケースをふくめたNFTスニーカーの購入方法は以下のとおりです。
- 在庫があり定価で購入する。
- 在庫がなくて保有者が指定する金額で購入する。
- 在庫がなくてオークション形式で購入する。
RTFKT(アーティファクト)の今後と可能性
引用:https://www.one37pm.com
RTFKT(アーティファクト)の今後の可能性は以下の点で期待されています。
- メタバース市場規模の拡大
- NFTスニーカーが使える場所がさらに増えてくる
メタバース市場のさらなる拡大
メタバースは今、「黎明期」を迎えており、2040年ごろにかけてさらに発展していくとみられています。
メタバース事業に参入する大手企業も年々増加しており、世界中の人々の交流の場として注目をあつめています。
メタバースでは現実世界と同じように、アバターがユーザーのかわりとしてイベントやコミュニケーション・経済活動を行うことが可能です。
メタバース市場の拡大のともない、RTFKTのNFTスニーカーは今後の需要がさらに増えてくると予想できます。
NFTスニーカーが使える場所がさらに増えてくる
NFTスニーカーは今後アバターの装備品としてだけでなく、使用できる場所がさらに増えてくることが期待できます。
例として、あるメタバース上で使用しているアバターを別のメタバースでも使えるようにする試みがおこなわれています。
一方でNFTスニーカーの所有者が、現実世界で同じデザインのスニーカーを作ってもらえる動きもでてきています。
RTFKTのNFTスニーカーに関するよくある質問
RTFKT(アーティファクト)のNFTスニーカーに関する、よくある質問は以下のとおりです。
- ナイキのNFTスニーカーはどのくらいの価格?
- ほかにはどんなコラボがあるの?
ナイキとコラボNFTスニーカーの値段はどのくらい?
RTFKTとナイキがコラボした「Dunk Genesis Cryptokicks」は、2万個ものNFTスニーカーコレクションです。
値段は最も安いものででも約1.7ETH(約42万円)、OpenSeaでの総取引量は5,600ETH(約14億円)にもなります。
ナイキコラボのNFTスニーカーは外観を変更することができ、1,000パターン以上のカスタムが可能となっています。
ほかにはどんなコラボがあるの?
RTFKTは村上氏やナイキ以外にも複数のコラボNFTを発表しています。
代表的なものは以下のとおりです。
- Apex Legendsコラボ
- THE SANDBOXコラボ
- RIMOWAコラボ
とくにルイ・ヴィトンで有名な「LVMH」グループ傘下のRIMOWAとのコラボは10月27日に始まったばかりです。
NFTはRIMOWA×RTFKTオリジナルアバターとキャビンラグの2種類があり、どちらもすでに売り切れとなっています。
最近の傾向としてコラボアイテムはすぐに売り切れになってしまう可能性が高いので、Twitterなどで常に情報収集をしておくことをおすすめします。
ナイキのNFTスニーカーブランドRTFKTの特徴・買い方まとめ
ナイキのNTFスニーカーブランドRTFKTの特徴・買い方について解説してきました。
RTFKTはメタバース市場のさらなる拡大もあり、今後さらに注目をあつめていくことは間違いないといえます。
今後はより多くの人がNFTを求めにくることが予想されるため「今が買い」のタイミングです。
気になる方はRTFKの公式サイトでお気に入りのNFTスニーカーを購入してみてはいかがでしょうか。