この記事では、世界からも注目されている日本人NFTアーティストを5人ご紹介していきます。
- NFTアーティストとは
- 有名な日本人NFTアーティスト
- NFTの売買について
初心者の方にもわかりやすいように説明しますね。
ぜひ最後まで読んでみてNFTアートの世界を楽しみましょう!
目次
NFTアーティストとは
NFTアーティストとは、NFT(非代替性トークン)の作品を販売するアーティストのことを言います。
作成から出品までの全てをデジタルで行えるので、誰でも参入することができます。
そもそもNFTアートとはという方もいると思うので簡単に説明します。
NFTアートとは
NFTアートとは、絵や音楽のデジタルコンテンツとブロックチェーンの技術を組み合わせてできた唯一無二の独自トークンのことです。
自分のデジタルコンテンツにブロックチェーン上で固有の番号を付与することでコピーや盗作などとの見分けが一瞬でわかるようになりました。
そして2021年には「NFTバブル」と呼ばれるほど市場が著しく成長し、NFTアートのジャンルは世界中で注目されました。
アーティスト側の5つのメリット
NFTを作成して出品する側の3つのメリットを紹介します。
- 誰でも市場に参加できる参入障壁の低さ
- コピーや盗難などの不正リスクが低い
- 経年劣化の概念がない
- 世界中の人がお客様
- 二次流通でも利益を得られる
1.誰でも市場に参加できる参入障壁の低さ
例えば、実物のアート作品を出品する際には出品先に申請して許可を取る必要がある等初心者には手が出しづらいという問題があります。
しかしNFTアートを出品する場合は全てオンラインで特別な審査などせずに自分の作品を出品することが出来ます。
全て1人で行えるというのも大きなメリットです。
2.コピーや盗難などの不正リスクが低い
先述の通り、NFTアートはこれまでのデジタルデータとは違いオリジナルであることの証明ができるようになりました。
また、売買などの履歴も遡って全て管理されるので現物を取り扱うよりも安全な取引が可能と言えます。
3.経年劣化もなく世界中の人がお客様
現物だと逆らうことが出来ない経年劣化もNFTアートではデジタルなのでその概念が存在しません。
ここで現物アートとNFTアートの価値基準大きく変わってくると思います。
4.世界中の人がお客様
NFTアートはオンライン上に出品し売買が行えます。
アーティストにとっては世界中に向けて売ることができるというのは素晴らしいと感じますね。
5.二次流通でも利益を得られる
NFTアートが売買できる市場「NFTマーケットプレイス」では一度購入したNFTアートを再び出品し、より高額で売買されるケースもたくさんあります。
また、その際の売上の一部がアーティストに分配されるので転売されても稼げるという仕組みになっています。
日本人で有名なNFTアーティスト5選
世界でも話題になるほど注目されているNFTアーティストを5人紹介します。
①せきぐちあいみ
アーティスト名 | せきぐちあいみ |
本名 | 関口愛美 |
公式サイト | せきぐちあいみ公式サイト |
公式Twitter | せきぐちあいみ公式Twitter |
VRアートの先駆者として、日本だけでなく世界で活躍するVRアーティストが「せきぐちあいみ」さんです!
2021年3月に世界最大のNFTマーケットプレイスOpenSeaにて「Alternate dimension 幻想絢爛」というNFTアートを初出品。
なんと日本円換算で約1300万円で落札されました。
没入感のある作品にとっても魅了されちゃいます!!
②Zombie Zoo Keeper
アーティスト名 | Zombie Zoo Keeper |
販売サイト | https://opensea.io/collection/zombiezoo |
公式Twitter | https://twitter.com/zombiezooart |
小学3年生のNFTアーティストとして世界中から注目された「Zombie Zoo Keeper(ゾンビ飼育員)」さん。
夏休みの自由研究で作ったというドット絵をNFTにしてOpenSeaで販売。
「Trevor McFedries」さんという世界的に有名なDJが購入してくれたのをきっかけに作品の価格が急騰。
出品しているアート全48点の合計の取引高は9.9ETH(約380万円)にまでなり、今年の1月に東映アニメーションと協業でのアニメ化まで決定しました。
ゾンビの動物園!独特の世界観がとてもかわいい作品です。
③おにぎりまん
アーティスト名 | おにぎりまん |
作品ページ | https://opensea.io/collection/untitled-collection-22306961?locale=ja |
公式Twitter | https://twitter.com/onigiriman1998 |
「かわいい女の子しか描かない」というコンセプトのもと、毎日作品を作っている「おにぎりまん」さん。
OpeaSeaの取引高も200ETH(約1億円)を超えており、日本トップクラスのNFTアーティストです。
個性的で魅力的な美少女がたくさん!!
④さいとう なおき
アーティスト名 | さいとうなおき |
youtube | https://www.youtube.com/c/saito_naoki |
作品サイト | https://foundation.app/@NaokiSaito |
公式Twitter | https://twitter.com/_NaokiSaito |
イラストレーターとして活動しつつ、イラスト系youtuberの第一人者としても有名な「さいとう なおき」さん。
ポケモンの公認キャラクターデザイナーとしても名が通っています。
そして、彼が販売したNFTアート「K-chan “N” <GESTURES #1>」が13.69 ETH(約600万円)で落札されたことで世界中で話題になりました。
youtubeで初めてみたときに、面白くてそこから虜になってしまいました♡
⑤ぬごですが。
アーティスト名 | ぬごですが。 |
作品サイト | https://opensea.io/collection/nugodesuga |
公式Twitter | https://twitter.com/nugodesuga |
主に女性のイラストを描いている「ぬごですが。」さん。
美しい女性像と少しミステリアスで日常の哀が混ざり合ったいるような、独特な雰囲気が印象的なアーティストです。
ぬごですが。さんの作品とても心に刺さります。。。
NFTアートの作り方
ここまで読んでいただいて、自分でもNFTアートを作って売ってみたいと思われた方もいると思います。
この章では簡単にNFTアートを作ってから出品するまでの手順を説明していきます。
NFTアートを結論から述べると「png/jpeg」などのデジタルデータを作るだけです。
- Photoshop(フォトショップ)
- Illustrator(イラストレーター)
といった上記の画像加工/作成ソフトは素人の方からプロの方まで使っています。
基本的な画像作成スキルは勉強する必要がありますが、作り慣れると「自分が思う作品」を作っていけます。
大切なのは、「どのようなモノをつくるか」というところですね。
作るポイントとして
- コレクション(コレクタブル)もの
- 作成者の経歴が変わっている
- 独自性がある
など、簡単ではありませんが自分なりに既に売れているモノを分析して作成してみるのもおすすめです。
NFTアートを販売する
売り方も重要ですね!ぜひ分かりやすく教えて欲しいです。
そうですね!がんばります。では、制作した後でどうやって売るか説明していきます。段階で抑えると理解しやすいので、3STEPで説明していきますね。
NFTアートは、専用のマーケットプレイスで売ることができます。
この記事ではNFTマーケットプレイスでは最大手の「OpenSea(オープンシー)」を例に説明します。
- 仮想通貨ウォレットの作成【メタマスク推奨】
- OpenSeaでアカウントを作成
- 自分が作った作品をアップロード
①仮想通貨ウォレットの作成【メタマスク推奨】
NFTアートを使って売買を行うためには仮想通貨のウォレットが必要です。
ウォレットとは一言でいうとお財布のことです。
個人的には仮想通貨業界では定番のMetaMask(メタマスク)が使いやすいのでおすすめです。
今回作成方法は割愛しますが、NFTアートを売買するために絶対に必要な物=ウォレットと覚えておきましょう。
②OpenSeaでアカウントを作成
Openseaのアカウントを作る前に、まずこのマーケットプレイスについて軽く説明しますね。
Openseaとは2017年12月から運営している100万人以上の海外最大手のマーケットプレイスのことです。
Openseaの特徴
- 世界中の様々なクリエイターが出品している
- ネットワーク手数料が高い
- シンプルな操作で使いやすい
ここには世界中のクリエイターが出品しており、有名クリエイターも多く出品しています。
ネットワーク手数料が国内マーケットプレイスと比較して高いというデメリットはあります
ただ操作画面はとにかくシンプルで分かりやすいので初めて利用する方でも問題なく売買できます。
ということでOpenSea(https://opensea.io/)のアカウントを作りましょう。
トップページ右上の「ウォレットのマーク」を押して、「MetaMask」を選択するだけでOKです。
③自分が作った作品をアップロード
ウォレットと接続できたら、後は「png/jpeg」などの自分で作った画像ををOpenSeaにアップロードすれば完了です!
①OpenSea内に作品を保管するため場所「コレクション」を作る
OpenSeaのトップページ右上にある「My Collections 」のアイコンマーク→「Create a collection」をクリックしましょう。
ここでは「コレクション」という自分の作品を管理するための場所を作成します。
その中に自分の作品を入れていくイメージです。
コレクションのロゴ画像とコレクション名だけが必須項目なので特に難しいところはありません。自分の好きに画像と名前を決定しましょう。
②オリジナルデータをNFTアート化する
作業としてはコレクションの作成と殆ど一緒なので簡単です。
画面右上の「Create」を選択後、
- NFTアートにしたい画像のアップロード
- 作品名
上記2つの必須項目を入力します。
「Collection」の項目は、先程作成したコレクションを選択しましょう。
後は「Create」を押せばNFTアートが完成します。
NFTアート完成後、値段を設定して販売ができますが販売するにはガス代(手数料)かかるので注意です。
今回の記事のまとめ
いかがでしたか?
日本でもNFTアートに参入してきているクリエイターやアーティストが増えてきています。
これからは単純に作品の完成度だけではなく、どのようにして売っていくのかというところから考える必要があります。
とは言えまだまだ日本人のNFT市場の参入率は低いため是非早いうちから参入していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。