- 仮想通貨CENNZってどんな通貨なの?
- 仮想通貨CENNZの将来性は?
- 仮想通貨CENNZはどうやって買うの?
こんな疑問や悩みを持っているひとも多いのではないでしょうか?
この記事では仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)の基本情報や買い方・購入方法、将来性、価格推移まで詳しく解説していきます。
初心者にもわかるように、わかりやすく説明していきます。
この記事を読み終わったあとには、仮想通貨CENNZへの理解が深まります。
目次
仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)の基本情報
基本情報 | |
---|---|
プロジェクト名 | セントラリティ(Centrality) |
通貨名 | センズ(CENNZ) |
拠点 | ニュージーランド、オークランド |
タイプ | CENNZnet メインネット |
発行上限 | 1,200,000,000CENNZ |
上場日 | 2018年3月 |
公式サイト | https://centrality.ai/ https://cennz.net |
公式Twitter | |
ホワイトペーパー | 公式ホワイトペーパー |
Discord | https://discord.com/invite/AnB3tRtkJ4 |
Github | https://github.com/cennznet |
coinmarketcap | https://coinmarketcap.com/currencies/centrality/ |
仮想通貨CENNZはセントラリティのプラットフォーム上で使われるトークンです。
セントラリティとはDappsの開発が容易にできるプラットフォームを作り上げるプロジェクトのことを指します。
またセントラリティは作る人も使う人も簡単に利用できる窓口のようなプラットフォームを目指しています。
※Dapps(ダップス)とは「Decentralized Applications」の略で、ブロックチェーンを利用して、不正や改ざんできないアプリケーションのことです。
仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)の特徴
仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)の最大の特徴は分散型アプリケーション(Dapps)を開発しやすいことです。
現在Dappsの開発をするときに、最も使われているのはイーサリアムのプラットフォームです。
しかし、イーサリアムは「Solidity」というプログラミング言語で書かれているため、難しく知識やスキルが必要です。
セントラリティの技術者たちは、もっと簡単にDappsの開発ができないかと考え、「モジュール」というパーツを作りました。
モジュールとは組み立てユニットのことを指します。
アプリケーション開発のためのモジュールを提供
CENNZを開発したセントラリティではDapps開発のために必要なモジュールが用意されています。
モジュールが準備されているため、プラモデルのように組み立てるだけで、簡単にアプリの開発ができます。
イーサリアムなどのDapps開発プラットフォームでは「モジュール」がありません。
そのため、開発者みずからモジュールの開発からアプリケーションまで全てをつくる必要がありました。
しかし、Dappsの開発者は「モジュール」をCENNZで購入することで、簡単にDapps開発が可能です。
ひとつのアカウントで複数のDappsストアを管理できる
セントラリティはDappsの開発プラットフォームでもあり、Dappsを提供するストアでもあります。
Dappsを「仕事」や「食べ物」、「旅行」など日常生活で最も使う10種類のカテゴリで分けており、お目当てのDappsを簡単に見つけることができます。
また、提供されるDappsはお互いにリンクしているため、ひとつのアカウントで、すべてのアプリが利用できます。
今までの中央集権型アプリやイーサリアムで提供されるDappsでは、アプリごとに個別にアカウントを作る必要がありました。
しかしセントラリティの場合は、わざわざアカウントを別に作る必要がありません。そのためストレスなく利用できます。
CENNZトークンのエアドロップを実施
不定期はありますが、CENNZトークン保有者向けにエアドロップを行っています。
実際、2018年5月にエアドロップが実施されています。
エアドロップでトークンを受け取りたい方は、公式Twitterなどをフォローして、情報をキャッチアップできる状態にしておきましょう。
「エアドロップ」とは、トークンをタダで配ることです。資金調達や知名度の向上を目的として行われます。
仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)の買い方・購入方法
国内仮想通貨取引所でCENNZを取り扱っているサービスはないので、海外仮想通貨取引所を利用して購入する必要があります。
今回は海外取引所「MEXC」を使って、CENNZを買う手順を解説していきます。
コインチェックでBTC(ビットコイン)を購入する
国内仮想通貨取引所の「コインチェック」を利用して、ビットコインを購入しましょう。
コインチェックの口座開設が完了していない方は、以下の記事を参考にして、口座開設してください。
海外仮想通貨取引所「MEXC」の口座開設
コインチェックの口座開設が完了したら、次に海外取引所の「MEXC」の口座開設をしましょう。
MEXCは日本語対応されているのでわかりやすく、入出金の手続きを簡単なので初心者にもオススメです。
以下の記事にて、MEXCの口座開設方法が紹介されているので、以下の記事を参考にしてください。
海外取引所に送金してCENNZを購入する
コインチェックとMEXCの口座開設が完了したら、コインチェックで購入したBTC(ビットコイン)をMEXCに送金しましょう。
MEXCにBTCを送金し、そのBTCでUSDT(テザー)を購入します。
そして、最後にUSDTを使ってCENNZを購入すれば完了です。
CENNZをMoonstakeウォレットに送金する
CENNZは仮想通貨ウォレットを手掛けるMoonstakeと提携を発表しており、Moonstakeウォレットを使うことでCENNZを管理することができます。
MoonstakeはiOS/Androidの両方に対応されているモバイルアプリで、2,000を超える銘柄を管理できます。
仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)のステーキング方法
CENNZはMoonstakeウォレットを利用することでステーキングできます。
MoonstakeでCENNZをステーキングすると、ステーキング報酬として8~10%前後の「CPAY」を受け取ることができます。
なお、CPAYとは、CENNZネットワーク上のガス代(手数料)として使用されるトークンです。
仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)の業務提携・将来性
セントラリティは政府や多くの企業と業務提携を結んでいます。
ニュージーランド政府との合同開発
仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)はニュージーランド政府と、合同で開発が進められています。
政府からの支援金額は、返済不要の3年間で1500万ドル(約12億円)。
国がお金を出してくれるのは将来への信頼度が高いからですね。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000023.000063868.html
ワンダとのエコシステム開発
セントラリティはワンダと、2018年3月に戦略的提携を結びました。
消費者と小売御者をつなぐエコシステムの開発を行っています。
We’re delighted to announce our alliance with Chinese powerhouse @DalianWanda to create an ecosystem using our @plugblockchain platform. You can read details of the partnership in our blog https://t.co/Cw5XuChKUy pic.twitter.com/fkrQGuouhj
— Centrality (@centralityai) March 12, 2018
アマゾンとのテクノロジーパートナーシップ
セントラリティは、2018年6月にアマゾンとテクノロジーパートナー契約を結びました。
アマゾンが提供するクラウドサーバーAWS上において、ソフトウェアソリューションを効率的に行うためのツールやサポートなどを利用できるようになります。
AWSとは「Amazon Web Services」の略です。アマゾンが提供しているクラウドコンピューティングサービスの総称です。
Standard status unlocked! ✅ #Centrality is now an AWS technology partner. Developers, we are coming for you! @awscloud pic.twitter.com/ytNKf0bDa2
— Centrality (@centralityai) June 21, 2018
Jasmy(ジャスミー)との戦略的提携
2018年6月ジャスミーと、IoT業界のイノベーションを加速させて、発展させるべく提携を結びました。
ジャスミーは、Iotとブロックチェーンを融合したプラットフォームを開発している日本のプロジェクトです。
元ソニー社長である安藤氏が代表を務めており、ブロックチェーンを使った安全なIoTの取引を実現します。
[aside]※IoTとは、車や家電などあらゆるものがインターネットにつながることをいい、あらゆるものがインターネットに繋がるとモノ同士が取引するようになります。[/aside]
IoT, meet blockchain. We’ve partnered with Tokyo #IoT company Jasmy to bring #blockchain to millions of IoT devices across Japan! 🏠📱🛍️ 🍱 This is major 🚀 https://t.co/aSCYGmezy1
— Centrality (@centralityai) June 26, 2018
明治大学とのパートナーx提携
セントラリティは2018年6月に明治大学の暗号通貨・ブロックチェーン研究会と、パートナー提携を結びました。
ブロックチェーン業界は、急速な市場の拡大をしており、人材不足に陥っている。
学生とインターンシップを通して、実務可能なレベルまで引き上げることを目的にしている。
参考:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000006.000030923.html
中国の大手消費者ブランド「InfiniVision(インフィニビジョン)」と提携
セントラリティとインフィニビジョンのチームは連携して、「特注のブロックチェーンソリューション」の開発に取り組んでいます
これによって、消費者向けのブロックチェーンソリューションがアジアにもたらされます。
今後も多くの企業との提携が見込まれているので、CENNZの価格上昇に期待が持てます。
I’m Lovin’ It! #Centrality has partnered with innovation lab InfiniVision, paving the way for Chinese consumers to embrace #blockchain! We’re creating blockchain solutions for huge brands like McDonalds China, investment bank CITIC, department store BaiLan https://t.co/hLlCWuJcKo
— Centrality (@centralityai) June 26, 2018
参考:https://medium.com/@sera.jeong/centrality-signs-partnership-with-infinivision-2ee51089c907
イーサリアムのシェアを奪う将来性
Dapps開発のプラットフォームにおいては、イーサリアムが圧倒的なシェアを誇っています。
しかし、イーサリアムのDapps開発には、難しく専門的な知識と技術が必要です。
セントラリティでは、モジュールを活用することで開発時間を短くでき、低コストでDappsの開発を実現します。
そのため、今までイーサリアムでは開発に参加できなかった企業が、多く参入してくる可能性があります。
結果的にセントラリティを利用したDapps開発が多くなり、将来はイーサリアムのシェアを奪うかもしれませんね。
CENNZnetについて
CENNZnetは、高度に最適化されたL2ブロックチェーンです。
L2とはビットコインのブロックチェーンのように取引量が増えることで起こる送金渋りなどを解決できるようにオフチェーンで取引を行う方法。
L2になることで、ガス代が無料に近い価格になり、スワップトランザクションが永遠に提供されます。
また、イーサリアムのスマートコントラクトシステムを活用することで、既存のコントラクト、DAppsなどツールをCENNZnetで活用できます。
仮想通貨初心者向けに低価格のガス代で、質の高い体験を提供しているので、初心者にも優しいでしょう。
Futureverseの発表
2022年8月、CENNZnetとPLUGnetのフレームワークを活用した新しいプロジェクトの発表がありました。
Futureverseとは、オープンメタバースを構築するために必要なツール、インフラ、ワールドクラスのコンテンツを提供することを目的としたプロジェクトです。
また、Futureverseは、Game,AI,メタバースに特化した新しいネットワークであり、今後さまざまなパートナーシップの締結が発表される予定です。
CENNZとの関係性についてですが、MYCLがCENNZnetとPLUGnetのフレームワークを利用している理由からCENNZホルダーへのリワードを提供できるように交渉しました。
その結果、CENNZとMYCLが1:1でいつでも交換できる機会を提供することが可能となりました。
交換できる機会の提供ですので、必ずしも、スワップする必要はなく、そのままCENNZを所有することも可能な点は注意が必要でしょう。
参考:https://medium.com/centrality/futureverse-%E3%81%A8-cennznet-955c17973d18
CENNZnet snake
CENNZnet snakeは、Rust の基礎を必死に学び、複雑なブロックチェーン開発に取り組んできた知識を固めるために作られました。
ゲームの内容にヘビを採用した理由は、開発者の個人的な伝統によるものです。
CENNZnet snakeの今後の計画は、2つあります。
1つ目は、テストネットでライブにすることで、個人でスネークゲームをしたい人は誰でも、オープンソースコードをチェックできるようになります。
2つ目は、コミュニティ主導のゲームとしてテストネットに置くことです。
コミュニティメンバー自身が、DAOを使用してヘビの次の一手を投票することができるようになるでしょう。
参考URL:https://hackernoon.com/how-i-rebuilt-the-classic-snake-game-on-the-cennznet-blockchain-hu5d37qg
仮想通貨CENNZ(センズ/セントラリティ)の価格推移・チャート
仮想通貨CENNZを購入する前に、上場したときから現在までの価格の推移もチェックしておきましょう。
2018年の上場開始から7月まで乱高下
CENNZは2018年の3月15日に上場開始しています。
上場を開始してから7月まで、ずっと値動きが激しく乱高下が続く傾向にありました。
4月下旬には、60円近くにまで急上昇。その後は、6月にかけて緩やかに下がっていき20円程度になりました。
6月20日頃に底を打ってからは、少しずつ落ち着きを取り戻して、7月には緩やかな値動きで推移しています。
2018年の夏から1年ほとんど変化なし
2018年の夏からは、さらに下がり3~5円台で推移しています。
11月には7円台になったり、2019年3月に2円台になるなど、すこし変化がありましたが激しい値動きは少なめでした。
1年ほど価格は安定していましたが、2019年10月から再び上昇し始めます。
2021年には8円台で推移している
2019年の年末にかけて、大きく値動きがありました。
11月の終わりには、20円台に達しています。12月末にかけて急落しましたが、3月から再び反発。
その後の1年は、多くの時期で6〜8円で推移しています。
安定した時期に比べると、高止まり傾向にあります。
2021年に入ると、8円前後の価格で推移する日が多くなってきました。
2021年後半からは10円を超えるように
2021年の10月までは、8円程度の価格で安定して推移していましたが、11月に入った直後には、20円台や30円台の高値をつける日もありました。
2022年に入ってからは、少しずつ落ち着きを取り戻してきました。
最近は日常的に10円を超える日が増えており、4月末の時点で12円前後です。
長期的にみると少しずつですが、CENNZの平均的な価格が上昇しています。
2022年前半は6円〜8円台を推移している
2022年前半は最高21円にまで上昇しましたが、仮想通貨市場の冷え込みが続いており、だんだんと下落してきています。。
ただ、Emeryブリッジと連携する「State Oracle」がローンチされるなど、セントラリティにとって明るい話題もありました。
DAOによる分散化計画も進んでいるので、また上昇するポテンシャルは感じられます。今後も目を離せない銘柄だといえますね。