NBA Top Shot(トップショット)とは?始め方・高額取引事例・稼ぎ方を徹底解説

NBA選手のハイライトをカード化したNBA Top Shotをご存知でしょうか?

試合の数々の名シーンを1つのハイライト動画(モーメント)NFTとしてNBAが公式に認めていることから多くのファンの支持を得ています。

今回はNBA Top Shot(トップショット)の基本情報や特徴、購入方法など説明していきます。

NBA Top Shot(トップショット)とは

プラットフォーム名 NBA Top Shot
決済通貨 ETH、BTC、BTCキャッシュ、DAI、USD Coin(デビットカード、クレジットカードでも購入可能)
ブロックチェーン Flow
サービス開始 2020年10月
運営会社 DapperLabs(ダッパーラボ)
日本語 非対応
公式サイト NBA Top Shot公式サイト

NBA Top Shotはブロックチェーン技術を利用して作られたゲームの一つです。

NBAの試合の名プレーをテーマにハイライト動画(moments:モーメント)をというNFTカードとしそれを集めるTCG(トレーディングカードゲーム)というジャンルです。

ひとつひとつのモーメントにはNFTとしての資産価値があります。

ただ、モーメントを使って対戦するわけではないので、どちらかと言えばコレクションゲームのイメージですね。

  • NFTとしてモーメントの唯一性(非代替性)が担保されている
  • NBAが公式に認めている

という2点で多くのバスケットファンからの支持を得ることに成功しています。

またNBA Top Shotブロックチェーンベンチャーの「Dapper Labs」によって開発されています

運営会社はDapper Labs(ダッパーラボ)

2018年に設立されたベンチャー企業です。

NFTの元祖と言われる「CryptoKitties(クリプトキティーズ)」を開発したことで世界的に有名になりました。

昨年9月にはグーグルクラウドと提携し、Flow(NBA Top Shotの独自ブロックチェーン)のネットワークオペレーターをグーグルクラウドが行うことになり話題にあがりました。

Flowとは?

FlowとはNBA Top Shotを運営する「Dapper Labs」が独自に開発したブロックチェーンです。

なぜFlowを開発したのか

Dapper LabsがイーサリアムチェーンではなくFlowを開発した理由には以下の2点があったと言われています。

  1. イーサリアムの高いガス代(トランザクション手数料)に対しての対策
  2. スケーラビリティに関する対策

DeFi(Decentralized Finance:分散型金融)系アプリに急激に人が集まったことに伴い、イーサリアムのガス代はかなり高くなりました。

それに関連して、イーサリアムはスケーラビリティ問題も顕在化しています。取引がなかなかブロックに格納ないことで、結果的に手数料が高くなります。

上記2つの主な問題を踏まえ、NBA Top ShotではFlowという新しいブロックチェーンを開発し、使用する選択をしました。(スケーラビリティ問題については解決のための様々な技術開発がされており、今後は改善していくと言われています)

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ピーツィ

その他の理由としてNFT系のプロダクトはユーザーの資産を扱うので、安全に開発ができるようにしたかったという理由あるかも知れませんね。

 

moments(モーメント)とは

モーメントとはNBA Top Shotが取り扱う試合の名プレーを録画した映像をカード化したものです。

イラストや写真が新しくデザインされているものではなく、NBAプレイヤーの試合のワンシーン(ハイライト)を切り抜いてカードにしたものです。

豪快なダンクをはじめ、ドリブルやスリーポイントシュート、その他にもNBAの試合は選手の動きが多様なのでさまざまな種類のモーメントが発行されます。

2020年に公開されたばかりで、未だβ版ではありますがNBAが正式に認めたため、NFTゲームとしてのかなり大きな信頼を寄せられています。

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ピーツィ

さらにマイケル・ジョーダンといった伝説的プレイヤーから支援を受けていることもあって、NBA Top Shotは急速に発展しました。

モーメント所有者は自身のアカウントページで以下の内容を確認することができます。

プレー動画
プレー名(レイアップやダンク等)
収録パック
レア度
シリアルナンバー
試合の詳細

モーメントのレアリティ

モーメントの価値はレアリティが密接に関係しています。

また選手の人気度や、試合の名プレーの知名度、シリアルナンバーの数字などで需要が変わることで価格も変わります。

モーメントのレア度をティア(Tier)で表します。

コモン ティア: 1万個以上
レア ティア: 500~5,000個
レジェンダリー ティア: 50~500個
ファンダム ティア: 特定条件下(イベントやプロモーション)の限定
アルティメット ティア: 将来的な最上級レア(現在発行無し)

主なモーメントは「コモン」「レア」「レジェンダリー」の3種類のです。ただし最近は特定の条件登場する「ファンダムティア」が加わったのと、将来的には「アルティメットティア」が最上級ランクとして発行されることが予告されています。

需要によっては1,000万円以上の高額取引も行われることもあります。

非代替性の特徴を持つNFTで複製が不可能だからこそできる取引ですね。

モーメントは極稀に破棄される場合があります。

モーメントの一部に破棄があれば、そのモーメントに「burned」という破棄された数が記されます。
バッジ(nadge)つきモーメント。一部のモーメントには以下のバッジがついたものもあり、ティアに影響してきます。

Rookie Year Badge: 新人シーズン
Rookie Premiere Badge: デビュー戦
Rookie Mind Budge: 新人時代のビッグプレー
Three-Star Rookie Badge: 上記3つを満たした場合
Top Shot Debut: モーメント第一号
Championship Year badge: 優勝シーズン
シリアルナンバー

シリアルナンバーもモーメントの価値変動に関わっています。一桁台やキリ番は高値が付けられやすいです。  

NFTカード化のメリット

  • デジタルカードであるために劣化する心配がない
  • 偽造されるリスクが低い

NFT化することは物理的なカードのようにボロボロになるのを気にしなくても大丈夫なので安心です。また物理的なカードと違いハッキング以外での盗難の心配も必要ありません。

さらに、ブロックチェーン上でNFTとして唯一無二の価値を持っているので偽造のリスクが極めて低いといえます。

NBA Top Shot(トップショット)の3つの特徴

このゲームの特徴を3つ紹介します。

  • NBAが正式に認めている
  • ユーザー数が100万人超え
  • 画期的なUXを実現している

①NBAが正式に認めている

NBA Top ShotはNBAから公式認定されています。

NBAとはアメリカバスケットボールにおいての最高峰リーグのことです。

アメリカでバスケットボールとアメリカでは3大スポーツの一つとされていて、 NBA関連のサービスは巨大なビジネスチャンスが潜んでいます。

NBA Top ShotはそんなNBAから公認されているなんてすごいですね。

NBA Top Shotが急速に広まっているアメリカでは好プレーが起こったらNBA Top Shotで使う流れが出来つつあります。

NBAへのメリットとして、NBA Top Shotはモーメントの取引時に発生する手数料の5%の一部をNBAに提供しています。この仕組みでWIN-WINな関係を築いています。 

②ユーザー数が100万人超え

NBA Top Shotのユーザー数は、現在100万人を突破しています。

また、毎日15万人から25万人ほどのアクティブユーザーがいるため取引が頻繁に行われています。

現在売上高は760億円を突破していますが、DapperLabs(ダッパーラボ)のCEOガレゴズロウ氏は売り上げの大半は再販する仕組みだと述べています。

5%だけ運営の収益になり、残りは再販に使うということでユーザー同士が取引が盛んになります。

結果的に運営は売上を拡大することになります。

  1. 売上資金をサービス向上にコミット
  2. 新規ユーザーの獲得に成功
  3. 取引が加速する
  1. 1~3のサイクルを回していくことが現在の運営側の目的のようです。

③画期的なUX設計

UXはuser experience(ユーザーエクスペリエンス)といい、そのサービスを通じてユーザーが得られる経験がどのようであるかを意味する言葉です

NBA Top ShotのUXはユーザーに仮想通貨を意識させないように作られています。

その理由はブロックチェーンの仕組みまで理解している人はまだほとんどいないからです。

ブロックチェーンに詳しくなくてもサービスが利用できるように設計してあるというのもNBA Top Shotが広まった理由の一つと言えるでしょう。

NBA Top Shot(トップショット)の高額取引TOP5

NBA Top Shotのプラットフォームで実際にあった取引事例トップ5を紹介します。

  1. レブロン・ジェームズ
  2. ジャ・モラント
  3. ザイオン・ウィリアムソン
  4. ヤニス・アデトクンボ
  5. ステフィン・カリー

No.1:レブロン・ジェームズ

取引額 – 約2270万円
封入パック – Cosmic(シリアルナンバー:29)

No.2:ジャ・モラント

取引額 – 約1090万円
封入パック – Holo MMXX(シリアルナンバー:8)

No.2:ザイオン・ウィリアムソン(同額)

取引額 – 約1090万円
封入パック – Holo MMXX(シリアルナンバー:1)

No.4:ヤニス・アデトクンボ

取引額 – 約1040万円
封入パック – Cosmic(シリアルナンバー:1)

No.5:ステフィン・カリー

取引額 – 約930万円
封入パック – Deck the Hoops(シリアルナンバー:1)

一枚一枚がとても高いので驚きです。

NBA Top Shot(トップショット)の今後・将来性

NBA Top Shotの今後について、以下の点から考察してます。

  • モーメントへの投資はまだまだ稼げる
  • 他ブロックチェーンに淘汰される

モーメントへの投資はまだまだ稼げる

結論から言うとこのサービス(ゲーム)はまだまだ稼げると言えます。

理由は以下の通り。

  • NBAのトレーディングカード化は何十年も始まっていて、ユーザーはカードを集めることへの抵抗が薄い
  • プラットフォーム上のやりとりにより、世界中の人とモーメントの取引が可能
  • NBAではいくつもモーメントにできるシュチュエーションがあり、投資としての切り口も可能

まだまだ盛り上がりを見せる可能性があるということですね。

モーメントの動向はいつも把握するようにしておきましょう。

他ブロックチェーンに淘汰される

他のブロックチェーンに淘汰される意見も耳にします。

日本総研によると、「なぜブロックチェーンである必要があるのか」という論点があるからだそうです。

ブロックチェーンはメリットの1つとして「運営者が存在する中央集権型ではなくユーザーが相互を監視する」分散型であることがあげられています。

完全分散型のブロックチェーンがスケーラビリティ問題などを解決したら、他のブロックチェーンゲームにもスポットが当たることも考えられます。

反対にそれらの不安要素が残っているため、NBA Top Shot人気がすぐになくなることはないでしょう。

NBA Top Shot(トップショット)の始め方

NBA Top Shotの始め方を3つのステップで説明します。

  1. NBA Top Shotの公式サイトでアカウントを登録
  2. NFTカード「moments」の入手
  3. Challenge(チャレンジ)

1.NBA Top Shotの公式サイトでアカウントを登録

①:NBA Top Shot公式サイトにアクセス

②:画面右上の「SIGN UP」を押します

③:メールアドレスで登録する

Googleアカウントがあれば「Sign up with Google」を選択して電話番号だけ入力するだけなので30秒ほどで登録できます。

④:電話番号宛に6桁の数字が送信されるので、ログイン画面して「Continue」をクリック

上記で登録作業は完了です。

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以降のログインでは「LOG IN」をクリックすると入れるようになりますよ。

2.モーメントの入手

モーメントの入手方法は以下の2つです。

  • Pack
  • Marketplace

いずれもNBA Top Shot公式サイトから選択します。

■決済方法

クレジットカード
ビットコイン、イーサリアムなどの仮想通貨

Packでの入手方法

Packとはランダムでモーメントが当たる「ガチャ」のことです。

トップ画面にある「Pack」を選択します。

一覧表示された販売中のPackを目的に合わせて購入できます。

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通常Pack1つに対し9ドルでmomentsが3枚入ってます。

■注意点

Packはよく売り切れることがあります。NBA Top Shotファンが常に公式サイトで販売予告情報をチェックしており、オンライン上で列に並ぶからです。

Packは不定期に予告があって販売されます。

NBA Top Shot公式Twitterや公式サイトで情報を追いかけておきましょう。

Marketplaceでの入手方法

Marketplaceはチームや選手といった「フィルター機能」が付いており、簡単に目的のモーメントを探すことできます。 

トップ画面上の「Marketplace」を選択します。

3.Challenge(チャレンジ)

Challengeとは限定のmomentsを取得するモードのことです。指定された複数のmomentsを事前に保有しておくことでチャレンジすることができます。

トップ画面上の「CHALLENGES」を選択します。

NBA Top Shot(トップショット)の稼ぎ方【利益を出す方法】

NBA Top Shotで稼ぐ方法をご説明します。

  • モーメントを売って稼ぐ
  • モーメントの価格高騰を狙う
  • Packで一攫千金

モーメントを売る

自分で保有しているモーメントを売ることで稼ぐことができます。

モーメントを売る手順は以下の通りです。

  1. トップ画面のメニューページにある「COLLECTION」をクリックします
  2. 保有しているモーメント一覧の中から出品したいものを選びます
  3. 「PLACE FOR SALE」をクリックします
  4. 出品詳細を入力する画面に切り替わるので販売金額を入力します
  5. 出品完了後は売れるまで待つだけです

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「Marketplace Fee」の手数料が5%発生することを留意しておきましょう。

momentsの価格高騰を狙う

NBA Top Shotが今以上に注目を集めた場合を見越して今のうちに将来伸びそうなモーメントを購入しておくことです。

2021年4月以降もユーザー数は増え、今後もまだまだ増える見込みです。

例えばですが、未来の大スターを予想して安価で手に入るようなモーメントをコレクトしておけば、選手の活躍次第で驚くほど大きな利益を上げられる可能性があります。

未来のビックスターを予想して投資するイメージなので、NBAが好きな方には向いているかもしれませんね。

Packで一攫千金

宝くじのようなイメージです。

高値だと1000万円を超えるようなモーメントですが、Packで手に入れられることもあります。単なる運ゲーなので確実性はありませんが、高額な人気選手のNFTが当たった時のリターンを考えるとかなりワクワクします。

基本的には「安く手に入れたものを高値で売る」という至ってシンプルな仕組みです。

NBA Top Shotに関してよくある質問

  • 運営の勢いはどれくらいですか?
  • どんなカードが購入できますか?
  • 仮想通貨がなくても大丈夫ですか?

運営の勢いはどれくらいですか?

現状の売上高は7億ドル(約760億円)を超えています。そしてユーザー数が100万人を超えています。

さらに驚きなのが、この数字に到達するまでに1年かかっていないということです。急激な成長なのでかなりの勢いだといえるでしょう。

どんなカード購入できますか?

NBA Top Shotでは現役で活躍しているNBAの全30チームすべての選手モーメントを購入出来ます。

応援しているチームや、好きな選手、注目した試合のモーメントを探してみましょう。

仮想通貨がなくても大丈夫ですか?

クレジットカードでも購入出来ます。

仮想通貨を持つことで、他のNFTを購入することできるので、この機会に仮想通貨を購入することをおすすめします。

NBA Top Shot(トップショット)の始め方まとめ

いかがでしたか?

1000万円以上での高額取引や仮想通貨に詳しくない人でもGoogleアカウント一つで気軽に始めることができるため今後もどんどん成長するのではと思います。

最後までご覧いただきありがとうございました。

この記事を書いた人

P2Eナビゲーター ピーツィ

Play to Earn(遊んで稼ぐ)を広めるためにWeb3研究所のナビゲーターを任された人工知能搭載アバターです。NFTゲームが大好き。ゲーマーだけどブロックチェーンゲームを全く知らないふえちゃんと一緒に運営していきます😳