この記事ではウォーキングやランニングをすることでお金を稼ぐことができるアプリ「STEPN(ステップン)」についてご紹介していきます。
- STEPN(ステップン)ってなに?
- どんなスニーカーを選べばいいの?
- 将来性はあるの?
というような疑問に詳しくお答えしていきます。
今回も初心者の方にもわかりやすいように書いてあります。
ぜひ最後まで読んでみて一緒に楽しみましょう。
※なお、今回の記事ではSTEPN(ステップン)はNFTゲームとして作成しております。
目次
STEPN(ステップン)とは?基本情報を説明
ゲームタイトル |
STEPN(ステップン) |
ネットワーク | Solana(ソラナ)ブロックチェーン |
リリース日 | 2021年12月:β版 |
収益性 | プレイ時間による |
STEPN(ステップン)とはウォーキングやランニングといった運動にトークンを稼ぐ仕組みを組み込んだ「Move-to-Earn(M2E)」型のアプリです。
去年の12月にβ(ベータ)版がリリースされて以降、日本でも注目を集めています。
Move-to-Earnとはつまり「運動して稼ぐ」ということですね。運動不足になりがちな現代人にとって画期的な仕組みだと考えます。
また、STEPN(ステップン)はSolana(ソラナ)ブロックチェーン上に構築されています。
Solana(ソラナ)ブロックチェーンを使うことで取引手数料(ガス代)を大きく抑えることができるというメリットがあります。
STEPN(ステップン)で稼げる仕組み
このゲームでは起動してウォーキングやランニングで移動した距離や速度に応じてゲーム内トークン「GST(Green Satoshi Token)」を手に入れることができます。
人によって差はありますが、1,000円〜30,000円以上を1日で稼げると言われています。
ゲーム内トークンは、NFTスニーカーを使う上での補修やレベルを上げる際に使います。
レベルが上がれば、その分GSTを獲得しやすくなります。
GSTの価格は日々変動します。価格はこまめに確認するようにしましょう。
STEPN(ステップン)の3つの特徴
- 現実とリンクしている
- 貸し出し(スカラー)システムがある
- 二種類のトークンがある
1.現実とリンクしている
ゲームをして稼ぐ「Play-to-Earn(P2E)」と違うのがウォーキングやランニングなど「実際に動いて稼ぐ」というのが「Move-to-Earn(M2E)」の特徴です。
ステップンを利用することでただの運動が稼げる手段に変わるというのはかなり魅力的ですよね。
2.貸し出し(スカラー)システムがある
ステップンを始めるためにはNFTスニーカーが必要です。
しかし、現在のフロア価格は約9万円します。
NFTゲームの初期費用としては平均的な方だと思いますが、それでも高額ですよね。
そこまで用意ができないユーザーに向けて、運営はAxie Infinity(アクシーインフィニティ)のスカラーシップのような仕組みを予定しています。
これで気軽に参入することができるので、ユーザーも増えそうですね。
3.二種類のトークンがある
ステップンには二種類のゲーム内トークンが存在します。
GST(Green Satoshi Token)
GMT(Green Metaverse Token)
以下の表をご覧ください。
トークン |
使用用途 |
GST(Green Satoshi Token) |
・NFTスニーカーの購入 ・NFTスニーカーの補修 ・NFTスニーカーのレベル上げ |
GMT(Green Metaverse Token) |
※ガバナンストークン ・運営の方向性の決める上での発言権、投票権 |
NFTスニーカーのレベルが30以上になることで、「GST」か「GMT」のどちらかを選んでトークンの獲得ができます。
GMT(Green Metaverse Token)はガバナンストークンで運営の今後の方針に関わることができます。
ただし、GMTは未だ未上場されていないため、将来的に価値がつくことになります。
STEPN(ステップン)が期待できる根拠
ステップンが期待されている理由を説明します。
- インフルエンサーもやっている
- バイナンスでIEOが開催された
インフルエンサーもやっている
ステップンが日本で話題になった理由の一つに「インフルエンサーもやっている」という理由が挙げられます。
- イケハヤさん:Voicy
- マナブさん:Twitter
日本を代表するインフルエンサーがそれぞれステップンについて発言していることで話題になり、多くの人が参入するきっかけになりました。
バイナンスでIEOが開催された
世界一の取引高の仮想通貨取引所「BINANCE(バイナンス)」によってステップンのゲーム内トークン(GMT)のIEOが行われました(2022年3月)。
トークンを発行してコミュニテイを作ったり資金調達を行う支援を取引所が行うことです。
世界一の取引所と言われるBINANCE(バイナンス)IEOを行うということは大きな注目を集め、上場を約束されるということでもあるので多くの投資家から期待されています。
今回のGMTトークンIEOは、3月9日に販売が行われ、同日にバイナンスのイノベーションゾーンへ上場を果たしています。
期待値が高く、新しい仮想通貨が取引できるマーケットを「イノベーションゾーン」と言います。頻繁に価格の変動が行われるのでリスクも伴いますが成長によって大きな収益が期待できます。
STEPN(ステップン)の始め方を5STEPで説明
ステップンを始めるにはNFTスニーカーが必要です。
購入までの手順を5つのステップで説明します。
- 国内仮想通貨取引所でビットコインを購入
- ビットコインをBINANCE(バイナンス)に送金する
- BINANCE(バイナンス)でビットコインとSOLを交換
- SOLをSTEPNのウォレットに送金
- STEPNでNFTスニーカーを購入
STEP1.国内仮想通貨取引所でビットコインを購入
国内取引所でビットコインを購入しましょう。
NFTスニーカーのフロア価格(最低価格)が8万円〜なので、余裕をもって10万円程度はSOLに交換しておくと良いかと思います。
NFTスニーカーの価格はよく変動します購入前にはよく確認しましょう。
※スニーカーの価格は変動する可能性があるので、事前に確認をお願いします。
STEP2.ビットコインをBINANCE(バイナンス)に送金する
ビットコインの購入後、バイナンスに送金します。
下記の手順で送金が行えます。
BINANCE(バイナンス)側の手順
- BINANCE(バイナンス)のトップページを開く
- トップページ右上の「ウォレット」→「フィアットと現物」を選択
- BTC(ビットコイン)の行→「入金」をクリック
- ネットワークを選択でBTCを選ぶ
- 画面に表示される「入金用アドレス」をコピーする
国内取引所側の手順
※今回は国内取引所では使いやすいと評判の「CoinCheck(コインチェック)」を例に説明します。
- コインチェックのトップページを開く
- 「暗号資産の送金」
- 「ビットコインを送る」→「送金先リストの編集」
- 「新規ラベル」→任意の名前を入力する
- 新規宛先にバイナンスの手順でコピーした「入金用アドレス」を貼り付ける
- 送信先を追加→保存
- 送金したい金額(BTC)を入力→送金
以上の手順でBINANCE(バイナンス)側で入金が確認できれば送金完了です。
STEP3.BINANCE(バイナンス)でビットコインとSOLを交換
BINANCE(バイナンス)にビットコインが入金できたらSOLと交換します。
以下の手順で行いましょう。
- トレードの「クラシック」→「 SOL/BTC 」のペアを選択
- SOLの金額を入力→「SOL購入」
- 購入が確認
以上の手順でSOLの購入ができます。
STEP4.SOLをSTEPNのウォレットに送金
STEPNのウォレットを作成
- STEPN(ステップン)の公式サイトにアクセス
- 「DOWNLOAD NOW」でアプリをダウンロード
- アプリにログイン
- 「Email address 」にメールアドレスを入力
- 「Send Code」で二段階認証の手続き→「ログイン」
- 「ログイン」でウォレット作成が完了
- ログイン後、画面右上のお財布アイコン→Spendingから「Wallet」
- 「Create a new wallet」
シードフレーズとして12個の英単語を必ず保存してSTEPNのウォレットの作成完了です。
SOLをSTEPNウォレットに送金
STEPNウォレットができたので、BINANCE(バイナンス)にあるSOLを送金します。
- STEPNウォレットにアクセス→「ウォレットアドレス」をコピー
- BINANCE(バイナンス)に戻る→「フィアットと現物」
- SOLの「出金」をクリック→コピーしたウォレットアドレスを入力
- 「SOL」ネットワークを選択して、送る金額を入力→「出金」
以上の手順でウォレットに送金ができます。
始めて送金を行う場合は送付先間違えのリスクを抑えるために少額で行うことをおすすめします。
STEP5.NFTスニーカーを購入
- アプリ内マーケット
- Magic Eden(外部マーケット)
NFTスニーカーは上記どちらかのマーケットプレイスで購入します。
どちらも同じくらいの金額です。
買ったNFTスニーカーをウォレットに送る手間を考えると、アプリ内マーケットで買うと手間が省けてスムーズです。
【下画像】アプリ内の様子です。
NFTスニーカーの選択肢について説明
NFTスニーカーは自分に適したものを選ぶことで効率よく稼ぐことができます。
以下の3点を基準にして選んでいきましょう。
- 対応速度(スピード)
- 希少価値(レアリティ)
- 属性(パラメーター)
①対応速度(スピード)
NFTスニーカーは、ウォーキングからランニングまでそれぞれ4つの速度タイプで分かれています。
以下の表をご覧ください。
NFTスニーカータイプ |
対応速度 |
Walker:普通にゆっくり歩きたい方 |
1〜6km/h |
Jogger:早歩き or ジョギングしたい方 |
4〜10km/h |
Runner:がっつり走りたい方 |
8〜20km/h |
Trainer:万能※他のものより3倍くらい高い |
1〜20km/h |
ステップンでは速度測定が厳しいとの意見が多く、NFTスニーカーの範囲内で移動しないとトークン獲得効率が下がってしまいます。
- アプリを開いて「START」をクリック
- 速度測定画面になるので、そのまま画面を確認しつつ歩く(もしくは走る)
- 画面中央に速度が表示されるので、自分に適した速度を見つける
上記の手順で自分に合った速度を確認することができます。
体験者の声としては、現実の速度よりも遅く測定されるようです。
例えば歩きたい人が「Walker」を選んだ場合、かなりゆっくり歩かないと対応速度以上になってしまうことがあったりします。
自分の歩くペースが早い方だと思ったら「Jogger」でも良いと思います。
STEPNは自分の体感や他のデバイスよりも「遅く」測定される傾向があるようなので、そのあたりも踏まて、適切なスニーカーを選ぶにしましょう。
②希少価値(レアリティ)
下の表をご覧ください。下に行くほどレアリティが上がります。
レアリティ(品質) |
最安値(フロア) |
Common |
8.15SOL(約8万) |
Uncommon |
28.5SOL(約30万) |
Rare |
262.5SOL(約265万) |
Epic |
-(未実装) |
Legendary |
-(未実装) |
初期費用が10万円以下で始めるのであれば「Common」一択です。
③属性(パラメーター)
NFTスニーカーは4つの属性で選ぶことができ、収益効率に直結します。
属性 |
効果 |
Efficiency(効率) |
GST / GMTの獲得しやすさ(稼ぎやすさ) |
Luck(運) |
ミステリーボックスが表示される頻度 |
Comfort(快適さ) |
ランダムで発生する収益・エネルギーブースト |
Resilience(耐久性) |
スニーカーが消耗する速度 |
- Efficiency(効率):同じ時間で移動してより多くのGSTが稼げる
- Resilience(耐久性):スニーカーの修理費を節約できる
上の属性の数値が高いものを狙いましょう。
そして、4つの属性の合計値が高いもの(合計30以上が理想です)が良いと言われています。
まとめると以下の3点になります。
- Efficiency(効率)が高い
- Resilience(耐久性)が高い
- 属性の合計値が30以上
STEPN(ステップン)で稼ぐ際の注意点
- 初期費用について
- 複数アカウントは禁止されている
- 自転車などを利用する
初期費用について
現時点では一番安いNFTスニーカーは8万円程度します。
まだまだ原資回収可能と言われていますが、割高であることも事実です。
レンタルシステムが実装が始まれば無料で始められるようになるかもしれません。
複数アカウントは禁止されている
現在は個人での複数アカウントは規約違反になるとのことで禁止されています。
警告なしでもアカウント削除されることもあるそうなので十分注意が必要です。
自転車などを利用する
自転車を利用することは違反ではありませんが、
- 歩数のカウント
- GPSの距離
これらが上手く反映されないことがあるので効率が悪くなります。
今回の記事のまとめ
いかがでしたか?
今回は「Move-to-Earn(M2E)」の先駆けになる可能性を秘めたSTEPN(ステップン)について説明しました。
運営側の目指すコンセプトに「人々への健康的な生活の支援や、利益の一部を環境対策に使う」というものがあります。
この目的は多くの投資家やユーザーに評価され、今後も目が離せないサービスだと言えます。
今回のバイナンス上場は広く認知されるための大きな要因になりましたね。
最後まで読んでいただきありがとうございました。