この記事では公式のマインクラフトにPlay to Earn の仕組みを採用したことで話題のプラットフォーム「NFT Worlds」についてご紹介していきます。
- NFT Worldsの基本情報
- ゲーム内トークンについて
- プレイして稼ぐ方法
- 注意点
- まとめ
今回も初心者の方にもわかりやすいように説明しますね。
ぜひ最後まで読んでみて一緒に楽しみましょう。
目次
NFT Worldsとは?基本情報を説明
プラットフォームタイトル |
NFT worlds ※ゲームタイトル:マインクラフト |
ジャンル | 箱庭系(マインクラフト) |
ネットワーク | イーサリアムブロックチェーン ポリゴンブロックチェーン |
初期費用 | 3,000円(マインクラフトのソフトウェア費用) |
収益性 | プレイ時間による |
NFT Worldsとは、既存の「マインクラフト」というゲームにNFT(非代替性)や「Play to Earn」の仕様を組み込んだメタバースプラットフォームのことです。
マインクラフト(マイクラ)とは
マインクラフトについての「名前は聞いたことあるけど、どんなゲームかは知らない…」 という人にとって「NFT Worlds」はなかなかイメージがつきにくいと思うので簡単に説明します。
「マインクラフト」とはデジタル版のブロック遊びといったゲームです。
2013年ごろに教育的な効果があると流行し、ユーチューバーによるゲーム実況で再び人気が沸騰しました。
- 農業をする
- 冒険をする(敵は出てくる)
- 建築を行う
- 巨大アートを作る
上記のように、たくさんの種類のブロックを積み重ねて色々なことができます。
ただし、何をして遊ぶかは各プレイヤー次第で何かをやらなければならないということはありません。
- クエストをクリアする
- ストーリーをすすめる
- ボスを倒す
というような一般的なゲームにあるような目的がないというのが大きな特徴です。
YouTube実況の配信で黙々と積み重ねていく様子につい見入っちゃいます!
そうですよね。このゲームでは黙々と形にしていくための忍耐性やブロックをどのように積み重ねていくかという創造性が必要なので、大人も子供も一緒に楽しめるゲームとして世界中で人気です。
そんな公式のマインクラフトの世界をさらにクリエイティブなものにしようと発表されたのが「NFT Worlds」です。
ゲーム内で自分で作った創作物をNFTにすることで唯一無二のものにして価値をつけます。
さらに、それをOpenSeaなどのNFTマーケットプレイスで販売が可能にすることで「Play to Earn(遊んで稼ぐ)」を実現させます。
NFT Worldsの3つの特徴
このゲームの主な特徴を紹介します。
- 参入ハードルが低い
- 既存プレイヤーの流入が見込める
- 多くのプロジェクトとコラボ
詳しく説明していきますね。
1.参入ハードルが低い
NFT Worldsは基本的にマインクラフト(3,000円)さえあれば始めることができます。
NFTゲームは稼ごうと思うと初期費用が数万円〜はします。
原資回収までに早くて1~3ヶ月は必要です。
これからNFTゲームで稼いでいきたいという人にとって、ソフトだけの料金で稼ぐことができるというのはかなりありがたいですね。
ただし、マインクラフトのランド(土地)を購入する場合は費用がかかります。
NFT Worldsには「ランド」と呼ばれる1万個の土地があります。ランドの所有者(オーナー)になると、イベントを開いたりランドを貸し出したりすることでWorldトークンをもらえます。
つまり、収益化の手段の幅が広がるということです。
また、ランドにはレアリティが存在し、海や山があることで通常のランドとは価値が大きく変わってきます。
ランドの価格は、販売当初は0.1ETHだったのですが現在は安いものでも7ETH〜となっておりかなり高騰しました。
現実世界の不動産みたいなもので、それだけ期待値が高いということが分かります。
2.既存プレイヤーの流入が見込める
仮にNFTゲームはリリース後のプレイヤー数がプロジェクトの成否に大きく関わってきます。
そういう意味でも既存のゲームを使った仕様というのは、予めプレイヤーが存在するので新規リリースのゲームよりもアドバンテージがあります。
さらにマインクラフトの月間アクティブユーザー数が世界で1億人を超える世界的に人気なゲームなので、そこから多くのプレイヤーが流入すると考えるとかなり将来性があると言えます。
3.多くのプロジェクトとコラボ
NFT Worldsのプラットフォームはまだβ版(2022年3月現在)ですが、すでに100を超えるプロジェクトとのコラボが決定しています。
つまり、それだけ多くのメタバースプロジェクトが始まっているということでもあります。
NFTメタバースはゲームとの相性が良いので、開発のしやすさからみてもNFT Worlds(マイクラ)を活用するプロジェクトはさらに増えていく可能性はあると思います。
NFT Worldsのゲーム内トークンについて説明します
NFT Worldsではゲーム内通貨としてWorldトークン(WRLD)が使用されます。
イーサリアムブロックチェーン上に構築されたERC-20トークンで、昨年の12月に発売された新しいトークンです。
- アイテム・コンテンツ
- キャラクターNFT
現状は上記2つの購入に使われていますが、今後カジノ等のメタバース内のアトラクションも実装予定と言われています。
NFT Worldsで稼ぐ方法を説明します
NFT Worlds内でWorldトークンを稼ぐことが現実の収益に繋がります。
正式リリースはまだなので確定ではありませんが、2022年3月現在、以下の方法で手に入れられることがわかっています。
- プレイ時間で稼ぐ
- 土地(ランド)を所有して稼ぐ
- イベントなどで稼ぐ
- メタバースクリエイターとして稼ぐ
- エアドロップで稼ぐ
詳しく説明していきますね。
1.プレイ時間で稼ぐ
現在β版のテストプレイでは1時間プレイする毎に20WRLDがもらえます。
現在は1WRLD=約30円となっているので、時給換算すると時給600円。
5時間遊べばソフト代も稼げてしまうのは驚きですね。
2.土地(ランド)を所有して稼ぐ
土地(ランド)所有者は、自分のランドに集客したり、ランドを貸し出したりする等の方法でWorldトークンを稼ぐことができます。
特にランドの貸し出しは現実世界で言うところの不動産業のように、不労所得を得られる可能性を秘めています。
イベントなどで稼ぐ
ゲーム内の各ランドで様々なコンテンツが生まれます。それに参加したり、好成績を取ることで報酬としてトークンがもらえるようになると言われています。
メタバースクリエイターとして稼ぐ
難易度は高めですが、プレイヤーが感動するようなアバターやNFTの建築物を作って買ってもらうことで稼ぐという方法もあります。
マイクラが趣味で極めたいというような人には向いているかもしれません。
エアドロップで稼ぐ
ランド所有者はたまにWRLDのエアドロップ(無料配布)があります。
早期購入者はこのエアドロップだけで数百万円(時価換算)もの利益が出てことで話題になりました。
NFT Worldsで稼ぐ際の注意点
早速ゲームで遊んで稼ぎたい!という人に向けて注意点があります。
- ゲームプレイ報酬は開始後72時間から
- 放置していると報酬がもらえない
- ゲーム動作が重い
1.ゲームプレイ報酬は開始後72時間から
1時間ごとに発生するゲームプレイ報酬は始めてから72時間が経過しないともらうことができません。
1日3時間ずつプレイしたとしても3週間以上かかる計算なので根気強くやり続ける必要があります。
2.放置していると報酬がもらえない
また、マインクラフトは放置していると勝手に切断される仕様になっています。
当然プレイ時間にはカウントされませんので注意しましょう。
3.ゲーム動作が重い
PCのスペックにもよると思いますが、β版である現在はサーバーに接続ができなかったり動作がスムーズにいかなかったりと課題があるみたいです。
正式リリースに向けて修正中とのことです。
NFT Worldsの各種公式ページ
公式の最新情報に乗り遅れないようチェックしておきましょう。
公式HP |
https://nftworlds.com/ |
公式Twitter | https://twitter.com/nftworldsNFT |
公式Discord | https://twitter.com/nftworldsNFT |
Opensea:マーケット | https://opensea.io/collection/nft-worlds |
今回の記事のまとめ
いかがでしたか?
世界中でたくさんの人が楽しんでいるゲームで遊ぶことでお金を稼げるなんてすごいですよね。
このゲームを機にNFTゲームがさらに身近なものになり、P2Eで稼げる人が増えるといいなと思います。
まだまだ課題もありますが、しっかり対策していけば業界としても大きな話題になると思うので今後の動向に注目していきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございました。