- My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)って一体どんなゲーム?
- 日本で初めてのNFTゲームらしいけれど実際はどうなの?
- このゲームで稼げるの?
こういった疑問に分かりやすく丁寧に答えていきます。 My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)とは、2018年に日本で初めてNFTゲームとしてリリースされたゲームです。「マイクリ」と呼ばれ、過去には地上波CMで放送されたこともあり、NFTゲームの中では国内で最も知名度が高いと言えるでしょう。 本記事を読めば初心者でもMy Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ)の概要や遊び方が理解できるようになっています。ゲームに気になっているけれど始め方がわからないという方はぜひご覧ください。
目次
My Crypto Heroes(マイクリ)とは?基本情報を説明します!
このゲームの内容
ゲーム名 | My Crypto Heroes(マイクリプトヒーローズ) |
ゲームジャンル | MMORPG |
プレイ料金 | 基本プレイ料金無料 |
公式HP | My Crypto Heroesの公式サイト |
My Crypto Heroes(マイクリ)は、「ヒーロー」と呼ばれる歴史上の英雄達を集め、武器を装備して対戦させていくMMORPG型のゲームです。
いろんな楽しみ方でやり込める
クエスト(ノード)※クエストの種類をノードと言います。
■特徴
ヒーロー3体でグループを作り、エネミー(CPU)を倒していくコンテンツです。
■メリット
- クエストをクリアで経験値(CE)がもらえる
- レプリカのエクステンション(武器) エクステンションはまれにNFTをドロップします。
バトル
■特徴 5種類の形式でバトルします
- アリーナ:ユーザーが主催の大会
- ジム:バトルの特訓をするのにつかう場所です
- コロシアム:時間に関係なくバトルできます
- ランドバトル:ランド(ギルド)対抗でのバトルです
- デュエルカップ:公式が主催する大会(主に週末開催)
ランド
■特徴
プレイヤーは、このゲームに存在する9つの国(ランド)のうち一つ選んで所属します。
ランドとは他のゲームで言うところのギルドのようなものです。
■メリット
所属しているランドに応じたクエストをプレイすることができ、ランドバトルに参加することが可能です。
アートエディット
■特徴
ヒーロを自分の好みに合わせて変更できます。
■メリット
ヒーローは新しいアクティブスキルを身につけます。他にも、高評価された(いいねされた)数によって1GUMを送ることできます。
ただし、NFTマーケットを使用する場合は仮想通貨が必要になります。
マーケット
■特徴
マイクリの通貨である「GUM」やヒーローが買えます。また、ユーザー同士でのやりとりで売買を行うことができます。
■注意点
ゲーム内のマーケットの場合、GUMが使われる仕様なので、
自分のNFTを売りたい場合はOpenSeaなど外部NFTマーケットに持ち出さなければなりません。
NFTマーケットを利用したりする場合はイーサリアム(ETH)などの仮想通貨があらかじめ国内取引所やウォレットを用意しましょう。以下の手順で国内取引所とメタマスクウォレットの準備が出来ます。
手順①:国内取引所で口座開設する
今回は初心者にやさしい取引所として人気の「コインチェック」の口座開設方法を例に解説します。 まずはコインチェックの公式サイトを開いて「会員登録」をクリックしてください。 メールアドレスとパスワードを入れて「会員登録」をクリックします。
本人確認は、運転免許証や健康保険証など本人確認書類の画像をアップロードすれば、およそ1日以内で完了します。 おすすめはコインチェックのアプリをダウンロードして「かんたん本人確認」で本人確認をする方法です。 アプリで撮影して提出するだけなので、簡単に審査が完了します。 審査完了後、登録のメールアドレス宛にメールが来るので、それを持ってコインチェックのサービスが利用可能になります。
手順②:ETHを入手する
次に口座を開設した取引所で、イーサリアムを購入してください。 今回はコインチェックの画面でイーサリアムを購入します。 コインチェック公式サイトの左側に「販売所(購入)」という箇所があるので、クリックしてください。 上から「交換する通貨」でEHTを選び、購入する数量を入力して、問題なければ「購入ボタン」をクリックして決済します。 これでイーサリアムの購入が完了です。
手順③:メタマスクの登録をする
取引所でイーサリアムを購入したら、次はメタマスクというウォレットの登録を行います。 メタマスクがあれば通貨の管理や送金、受け取りなどができるようになります。メタマスクはGoogleChromeに拡張機能として追加すると便利です。 まずMetaMask公式サイトを開いてから、画面下部の「Download now」をクリックしましょう。
そして、下のほうにある青色の「Install MetaMask for Chrome」をクリックしてください。
その後、画面右上の青色の「Chromeに追加」という箇所をクリックします。
「MetaMask追加しますか?」というメッセージが表示されるので「拡張機能を追加」をクリックしてください。
次のような画面が表示されるので、「開始」をクリックしてください。
「ウォレットの作成」というボタンをクリックしてください。
パスワードの設定、バックアップフレーズの確認を行えば設定は完了です。 ここで登録したパスワードや「秘密のバックアップフレーズ」はメタマスクを削除などを行い新規でメタマスクの導入が必要となる場合に非常に大切なので、安全な場所にバックアップするようにしましょう。
手順④:メタマスクにETHを送金する
コインチェックでイーサリアムを購入しメタマスクの用意が出来たら、メタマスクのウォレットアドレスに送金をしましょう。 メタマスクのアドレスを確認方法として、メタマスク上で自分のアカウント名にカーソルを合わせてからクリックしてください。クリップボードにアドレスをコピーすることができます。
次にコインチェックの画面左下の「暗号資産の送金」をクリックします。
送金する通貨でEthereumを選択し、宛先にメタマスクでコピーしたアドレスを貼り付けてください。
そして送金する額を入力し「次へ」をクリックします。 ※注意点:コインチェックではイーサリアムの送金手数料0.005 ETHがかかります。
以上が国内取引所の口座開設ととメタマスクウォレットの登録方法です。
My Crypto Heroes(マイクリ)の始め方を3つの手順で説明します!
My Crypto Heroes(マイクリ)は無課金でも遊ぶことができます。
- Webブラウザ
- スマホアプリ(iOS・Android)
上記どちらも対応しています。
(アカウント登録は必要です)
①My Crypto Heroes(マイクリ)とウォレットを接続
My Crypto Heroesにアクセスし、「ゲームを始める」をクリックします。以下の6つの選択肢が表示されます。
- Googleアカウント
- LINEアカウント
- Twitterアカウント
- Discordアカウント
- MetaMask(ウォレット)
- brave(ウォレット)
無課金で遊ぶ場合であれば、Googleなどのアカウント認証でOKです。
- 課金でガチ勢として遊びたい
- NFTを外部で売買して稼ぎたい
上記のような方はMetaMaskまたはbraveを選択しましょう。
ここでは使用頻度が高いMetaMaskを利用した場合をご紹介します。
MetaMaskを選択すると、署名を求められるのでクリック。無事に接続できるとMyCryptoHeroes(マイクリ)へのログインが完了します。
(braveウォレットの場合も、手順は基本的に変わりません)
②ゲームで使うアカウントを作成
- 任意のユーザー名
- 居住国
- 招待コード
ログイン後に上記を入力して、ゲーム用のアカウントを作成します。
招待コードがあると、最初に強いレプリカヒーローを入手することができます。
(招待コードがなくてもゲームはできます。)
③ETHかクレジットカード決済でゲーム内通貨GUMを購入
GUMの価格レートは、1ETH(2022年2月時点で約30万円)=10,000GUMで固定されています。
課金して遊ぶのであれば、イーサリアム(ETH)またはクレカ決済でGUMを購入しましょう。
500GUM(0.05ETH/約1万5500円)から購入できるので、初めは少額から試してみましょう。
My Crypto Heroes(マイクリ)で稼ぐ仕組みを2つ紹介します。
-
NFTを入手して、マーケットプレイスで売って稼ぐ
-
ゲームのガバナンストークン「MCH Coin」を売って稼ぐ
NFTを入手して、マーケットプレイスで売って稼ぐ
My Crypto Heroes(マイクリ)では一部のヒーローやエクステンション(武器)がNFTとなっており、OpenSeaなど外部のNFTマーケットで売買ことで利益を得ることができます。
ゲーム内通貨のGUMを使うことでゲーム内マーケットにあるMy Crypto HeroesでNFTのヒーローやエクステンションを手に入れることができます。
GUM以下のような方法で手に入れます
- ゲーム内で不要なヒーローやエクステンションをマーケットで売却する
- ランドのコンテンツで入手する
- 友達を紹介した報酬で入手する
- MCHプライム(有料コンテンツ)に加入した後でデイリーボーナスで入手する
- ゲーム内のマーケットで、イーサリアム(ETH)かクレカ決済で購入する
実際、無課金でGUMをたくさん集めるのはかなり難しいです。
①課金してGUMを手に入れる
②アセット(ヒーローやエクステンション)を買う
③買った時よりも高くNFTマーケットで売却
上記の手順が基本的な稼ぐための基本の流れになっています。
ゲームのガバナンストークン「MCH Coin」を売って稼ぐ
ゲームをやり込んだら「ガバナンストークンのMCH Coinを手に入れて取引所で換金する」という稼ぎ方もあります。
ゲーム内でのMCH Coinの入手順序
下記の手順でMCH Coinはやや複雑ですが以下の流れで入手が可能です。
クリプトニウム(Cp)
↓
クリプトインゴット(CI)
↓
MCH Coin
■それぞれの特徴
名称 | 特徴 |
クリプトニウム: (Cp) |
発行数は無限で、主にはGUM消費、幻獣大戦(ランド対抗の対人戦)プレイのインセンティブとして入手可能です。マイニングでも入手することが可能。 |
クリプトインゴット: (CI) |
主に幻獣大戦でのクリプトニウム消費に応じて入手機会発生するのに加え、オフチェーン上でも付与されます。 |
MCH Coin: (MCHC) |
オンチェーン上で規格ERC-20。クリプトインゴット所有量と同じ量をMCH Coinとして獲得することができます。 |
MCH Coinは、GUMを消費して幻獣対戦(ランド対抗戦)に参加したりと難易度が高く、ゲームをやり込んでいかないと入手が難しいです。
まとめ
今回はMyCryptoHeroes(マイクリ)について説明しました。元々が日本初のNFTゲームということで圧倒的な知名度を誇っているのもありますし、現在国内で行いにくいと言われるERC-20を使った新しい施策もどんどん出てきており、今後もアップデートが楽しみです。
また知名度が高いので海外企業のと提携も多くあり、コンテンツ・技術を初めMyCryptoHeroes(マイクリ)はあらゆる面で一歩秀でたノウハウも持っていると言えます。
最後にこのゲームの運営の良い点としてユーザーが遊びやすい環境を第一に考えて、どのブロックチェーンゲームよりも早く対応してくれるのもポイントです。
例を上げると、ETHネットだけでなくPolygon(Matic)ネットワークにも対応させ、トレードなども快適に行えるようにする対応も早かったです。
ただし稼ぐためにはかなりのやり込みが必要になるゲームでもあるので、純粋にゲームを楽しみたい方が向いているゲームだとも言えます。