kadena(カデナ)は電力消費量を減らすことに成功した仮想通貨として有名で、2021年に価格が一気に上昇しました。
電力消費量を減らすことで環境問題を改善するのに大きな一歩を踏み出しただけではなく、ガス代がほとんどかからない仮想通貨です。
2019年にローンチされてから改良を重ねており、その結果電力消費を削減したりセキュリティ面で優れた仮想通貨になってきています。
kadenaの開発者もJPモルガンという世界的に有名な金融サービス会社出身なので、将来が期待されています。
さらに、kadenaはBINANCEやBYBITなどの有名な海外の取引所でも取り扱っているため、PCやスマホで簡単に購入することができます。
本記事では、kadenaの買い方や取り扱っている取引所を解説していきます。
目次
仮想通貨kadena(カデナ)の基本情報
通貨名 | kadena |
---|---|
ティッカーシンボル | KDA |
公開日 | 2019年 |
価格 | 218.50円 ※2022年8月29日現在 |
ブロックチェーン | kadena kuro |
取引所 | BINANCE・Kucoin・BYBIT |
コンセンサスアルゴリズム | Proof of Work |
kadenaは高速な取引処理ができるだけではなく、マイニングで消費される電力を削減することができる仮想通貨です。
セキュリティに優れているコンセンサスアルゴリズムにPoWが使われていますが、実はマイニングによる電力消費量が高いことが欠点でした。
しかし、kadenaはPoWの欠点をクリアにし電力消費量を抑えることができるので、2021年に価格が上昇したと考えられます。
kadenaはJPモルガン出身の人が開発しているので、将来性がある仮想通貨として話題になっています。
実際にkadenaはブロックチェーンを独自で開発しており、このままいけばイーサリアムに変わる仮想通貨になるのではないかと注目されています。
仮想通貨kadena(カデナ)の特徴
仮想通貨のkadena(カデナ)には4つの特徴があります。
- ガス代がほとんどかからない
- 処理速度の高い「Chainweb」を採用
- セキュリティ面が優れている「PoW」を採用
- JPモルガン出身の優秀な開発者
順番に解説していきます。
ガス代がほとんどかからない
kadenaはガス代がかなり安く、低コストで利用をすることができるのが特徴ですね。
ガス代が上がっていることで話題になっているイーサリアムと比べると、利用者に優しい仮想通貨と言えるかもしれません。
NFTを売買できるOpenSeaもガス代が上がっていることがネックになっています。
そのような理由があり、今後kadenaはコストを抑えられるプラットフォームとして注目を集めております。
さらにkadenaのガス代がほとんどかからないので、dAppsの開発がしやすくなります。
処理速度の高い「Chainweb」を採用
kadenaはChainwebを採用しているので、処理速度が速くなります。
Chainwebは複数のネットワークを同時に動かすことが可能なので、取引処理を速くするだけではなく、セキュリティーの高い取引ができるのです。
2020年時点でkadenaは1秒間に48万トランザクションの処理ができるようになりました。
ちなみに、ビットコインは1秒間に約7件の処理、イーサリアムは30件の処理ができるので、処理速度の差は圧倒的ですね。
セキュリティ面が優れている「PoW」を採用
kadenaはコンセンサスアルゴリズムにPoWを採用しています。
PoWは難しい計算処理を行うのでセキュリティ面に優れていますが、その分消費電力量が増えてしまうことがネックでした。
しかし、kadenaはPoWの高いセキュリティ面を保ちつつ、ネックであった消費電力量を抑えたChainwebを採用しました。
つまり、kadenaはセキュリティの高いPoWと、高速処理に加えて電力消費量を削減したChainwebが最大の特徴になりますね。
JPモルガン出身の優秀な開発者
kadenaはJPモルガン出身者が開発チームに入っているので、上場前から注目されていました。
- スチュアート・ポープジョイ:元JPモルガン。取引システムを作った実績がある。
- ウィル・マルティーノ:元JPモルガン。SECの暗号資産技術元リーダー。
- スチュワート・ハーバー:ブロックチェーンの開発者。
上記のようにかなり優秀な人材が集まっているのも特徴であり、kadenaはBINANCE、Kucoin、BYBITに上場を果たしていますね。
仮想通貨kadena(カデナ)の買い方
仮想通貨のkadenaの買い方を画像付きで紹介します。
kadenaの購入方法がわからない方は、本記事を参考にしてみてください。
国内仮想通貨取引所でXRPを購入する
はじめに国内の仮想通貨が購入できる取引所でXRP(リップル)を購入しましょう。
国内の仮想通貨の取引所でXRPを購入する理由は、海外の取引所へ送金してkadenaを購入するためです。
しかも、XRPは海外の取引所へ送金する手数料が無料なので、XRPがおすすめです。
本記事ではbitFlyerを使って解説していくので、まだ口座開設ができていない方はこの機会に準備しておくといいでしょう。
bitFlyerの「bitFlyer Lightning」のホーム画面で、①の検索窓「Search」で②の「XRP/JPY」を選んでください。
①の枠内に必要な数量を入力し、②の「買い」をクリックしてXRPを購入しましょう。
この時点でXRPを購入することができました。
購入方法はかなり簡単なので、まだbitFlyerの口座開設が済んでいない方はこの機会に開設しておきましょう。
BYBITの口座開設・アカウント登録
次に、kadenaを購入ができるBYBITの口座開設とアカウントの登録を行いましょう。
BYBITは海外で有名な取引所で日本語にも対応しているので、安心して取引を行うことができます。
①にご自身のメールアドレスを入力し、②の「口座開設する」をクリックしてください。
メールアドレスは今後ログイン等に使うので、普段使っているモノを入力するといいでしょう。
①と②にメールアドレスとパスワードを入力し、③にチェックマークを入れてください。
最後に④の「続ける」をクリックしてください。
アカウント登録の際に入力した①のメールアドレスに承認コードが送られるので、正しく6桁の数字を入力してください。
制限時間は60秒に設定されているので、事前にメールボックスを開いておくとスムーズに作業が進められます。
これでBYBITの口座開設ができました。
購入したXRPをBYBITへ送金
次は、bitFlyerで購入したXRPをBYBITに送金をします。
BYBITにXRPを送金する際は、テスト送金をかねて少ない金額で試してみましょう。
bitFlyerの管理画面で①の「入出金」→②の「リップル(XRP)」の順番でクリックしてください。
③の「アドレスを登録」をクリックするのですが、制限がかかっている場合があるので解除されるまで待ちましょう。
制限が解除されると「アドレスを登録」をクリックできるようになります。
上記の①〜③を入力するのですが、ラベルやリップル(XRP)のアドレス、宛先タグはBYBITの管理画面から探します。
BYBITの管理画面を開き、右上の「資産」をクリックしてください。
①のオレンジ四角「入金」をクリックし、②の通貨を「XRP Ripple」に変更します。
③のXRPウォレットアドレスと④の「XRP 入金タグ/メモ」を先ほどのbitFlyerのアドレス登録にコピペします。
①BYBIT・Bybit・バイビット
②XRPウォレット→リップル(XRP)アドレス
③XRP 入金タグ/メモ→宛先タグ
ラベルは今後取引をする際にわかりやすいように、Bybit、BYBIT、バイビットなどにするといいです。
①のアドレス所有者を「お客様本人」にチェック、②の送付先を「海外取引所」にチェックを入れましょう。
③の送付先取引所名を「Bybit」に変更し、④の送付先の国地域を「シンガポール」に変更しましょう。
⑤にチェックマークを入れ、入力した項目が間違っていないことが確認できたら、⑥の「追加する」をクリックしましょう。
BYBITのアドレス登録をした送付先の画面に追加されましたね。
最後にXRPの数量を選んで「送付する」をクリックすると、BYBITに送金が完了します。
約10分ほどでBYBITに反映されるので、少々お待ちください。
BYBITでXRPからUSDTに変換する
BYBITにXRPの送金が完了したら、仮想通貨のUSDTに交換しましょう。
BYBITの管理画面で①の「現物」→②の「現物取引」の順番にクリックしてください。
最後に③の「XRP/USDT」を選びましょう。
①の「売り」を選択し、売りたい数量を記載しましょう。
数量を確認したら②の「XRPを売る」をクリックしてください。
最後に詳細をチェックしてから「XRPを売る」をクリックすると注文が完了します。
BYBITでUSDTを売ってkadenaに変換する
続いて、BYBITでUSDTを売ってkadenaに変換します。
BYBITの管理画面で①の検索窓に「KDA」と入力し、②の「KDA/USDT」をクリックしてください。
①の「買い」をクリックし、数量を選んだら②の「KDAを買う」をクリックしてください。
詳細を確認して、「KDAを買う」をクリックすると、kadenaの購入が完了します。
BYBITで取り扱っている仮想通貨は、本記事で紹介していたkadenaの買い方と同じ方法で購入することが可能です。
kadena(カデナ)のステーキング方法
kadenaは公式サイトでステーキングに対応しておりませんが、海外の取引所ではkadenaのステーキングに対応しているところもあります。
今後、kadenaのステーキングサービスの開発が進めば、公式サイトで対応する日が来るかもしれません。
ステーキングとは、仮想通貨を預けることで利息として利益を上げることができるシステムのことを言います。
わかりやすく言うと、株式投資に似ているところがありますね。
kadenaのステーキングに興味がある方は、サービスが開始されるまで待ちましょう。
仮想通貨kadena(カデナ)の将来性
kadenaの将来性について考えてみましょう。
今後価格が上昇するのか?下がってしまうのか?など、kadenaの購入について悩んでいる方へ将来性について以下の2つを考察します。
チャートを見ると大きく下落している
BYBITでkadenaのチャート画面を見ると、大きく下落していることが分かりますね。
下落した後は価格が停滞しているように見えるので、今後上昇するか現時点ではわからない状態です。
もしかしたら、今後kadenaのステーキングや上場などで価格が上昇する可能性があります。
ですが、kadenaはチャート画面を見ただけでは、将来性があるかどうかは判断することは難しいですね。
取引所への上場が実現すると価格が上昇する可能性も
kadenaは現時点で以下の取引所に上場しています。
- KuCoin
- Gate.io
- Bittrex
- Binance
- BYBIT
今後新しく取引所に上場することで、価格が上昇することが考えられます。
実際に2021年3月11日にkadenaがBINANCEに上場した際は、500円くらいから870円くらいまで価格が上昇しています。
というように、kadenaが取引所に上場する際は価格が上昇する可能性が考えられますね。
仮想通貨kadena(カデナ)の買い方・購入方法まとめ
本記事では、仮想通貨のkadenaの買い方について、画像付きでまとめました。
- 国内仮想通貨取引所でXRPを購入する
- BYBITの口座開設・アカウント登録
- 購入したXRPをBYBITへ送金
- BYBITでXRPからUSDTに変換する
- BYBITでUSDTを売ってkadenaに変換する
上記の手順を踏むことで、kadenaを購入することができますね。
kadenaはセキュリティー面が優れており、処理速度が高く電力消費量を減らすことができる仮想通貨です。
今後、kadenaの利用者が増える可能性がありますし、価格が上昇することも考えられます。
kadenaは国内の取引所で取り扱っていませんので、日本語にも対応している海外の取引所のBYBITを利用してみてください。